ゲーム | 2005 年 12 月 28 日 (水曜日) PM 10:28 |
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前回の記事では大まかなゲームの流れを書きましたが、今回はこの「ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン」の最大のウリである戦争システムについて触れてみたいと思います。
この戦争システムの特徴は、最大50人づつ敵味方に別れ合計で100人規模でPVP戦(対人戦)ができるというものです。最近のMMO-RPGのPVPというと、MOB(モンスター)の縄張り取りで邪魔な相手を排除したり、弱いキャラクターの持つ金品を強奪するとか、いわば犯罪色が強いイメージ、そしてPVP自体を望まないキャラクターに対してもこれが適用されてしまうということでしょう。PVPシステムを取り入れたMMO-RPGではこれがしばし問題になっていますが。しかし、このゲームのPVPは、そういった対個人の争いではありません。最大50人の味方がいて最大50人の敵を倒すというものなのです。だからいくら、敵のひとりが強くても、弱いキャラクター数人に囲まれて袋叩きで死亡するというのも珍しくないわけで。あと、このゲームのPVPの良い所は、デスペナルティがないこと。現β2段階では所持金も経験値も減りません。思いっきり、倒して倒されてくださいって感じです。だから今までPVPは…と思っていたプレイヤーも遊べるシステムではないでしょうか。

▲移動先選択画面でそのフィールドにいるプレイヤーの数を確認することができます。現段階では戦争は起こっていませんが、人の流入が激しく戦争が起こる予感がします。
さて、そんな戦争ですが戦争を実行するにはいたって簡単。まず5人のプレイヤーが自国に隣接する敵国のフィールドへと移動します。そこでパーティを組み、“キープ”と呼ばれる自分の城塞を敵の城塞から離れた場所(敵のキープがマップの左端ならこちらは右端という感じに建てます)に建設します。その時点でそのフィールドでの戦争が開始されます。あとは、敵の“キープ”を攻撃して壊すればいいのです。ただし、戦争がはじまるとその領地に関係あるユーザーに対して戦争が開始されたことが伝わり、どこからともなく防御側の敵、攻撃側の味方プレイヤーが集まってきます。そして大PVP戦が始まるわけです。また、告知前にも移動先選択画面上で各フィールドにいる人間の減少を確認することができるので前もって戦争が起きそうかを確認することもできます。

▲通常フィールドでは見れない多数のプレイヤーがフィールドで待機しています。
他のフィールドよりも人が多く、戦争の起こりそうな場所に実際に入ってみます。フィールド内に入ると案の定、自国のプレイヤーや、敵国のプレイヤー、隣接する領土を持つ国のプレイヤーが多数待機しています。ちなみに、このフィールドはわたしが所属する国に隣接する敵の国の領土なので、戦争は攻撃側ということになります。この時点ではまだ戦争は開始されていないので、各プレイヤーはパーティの募集とかをしています。戦争システムでもそうですが、パーティを組むメリットはパーティメンバーが得られた経験値が自分の所にも入ってくるということです。

▲宣戦布告をすると、画面の上部に“○○で△△が宣戦布告をしました”というメッセージが関係するプレイヤーに表示されます。
フィールドにいる攻撃側のパーティ(プレイヤー)が“キープ”を建てると左の画像のように宣戦布告の画面になり、開戦までのカウントダウンが開始されます(たしか3分ぐらいだったかな?)。ちなみに、このカウントダウン時には、戦争準備状態ということで、外部からこのフィールドには入れません。今回の戦争はわたしの国が攻める側なので、攻撃側しか選択ができませんが、他の国の戦争に参加した場合は、攻撃側か防御側かを選択することができます。逆に自国を他国から攻められた場合は、防御側しか選べません。また、この状態から戦争参加を拒否し、フィールドの外へと出ることも選べます。

▲一斉にスタート。クリスタルを掘るプレイヤーや敵の最前線に向かうプレイヤーなどに分かれます。
カウントダウンが終了すると、攻撃側、防御側ともそれぞれの“キープ”へとキャラクターが転送され戦闘が開始されます。先程も触れましたが、勝利条件は敵の“キープ”を破壊することですが、相手も人間、そう易々とは事が運びません。戦争のセオリーとしては、“オリベスク”と呼ばれる塔を建て進軍していきます。この“オリベスク”を建てると、今まで見えなかった敵がレーダーに映るようになり、また自軍の支配領域が広がります。最終的に時間切れなどで戦争が終了した場合、敵味方の支配領域の優劣で判定がくだされます。つまり、“オリベスク”を建てれば建てるほど自軍にとって有利になってくるわけです。そして、この“オリベスク”や今回はあえて触れませんがナイトといった召還キャラクターを作るのに不可欠なものが“クリスタル”です。

▲これだけ人が集まってリアルタイムに戦闘が行われるので、処理落ちもしばしば。これは仕方のないことですね。
クリスタルとはフィールド上に点在するオブジェで、そこから小さなクリスタルを採取することができます。これをプレイヤーが持って先程の“オリベスク”を建てたり、召還キャラクターを誕生させたい時に使います。結局のところ、このクリスタルをより多く確保できるかが戦争の勝敗のカギとなるわけで、そのため両軍の中間地点にあるクリスタルは、激しい争奪戦となるわけです。左の画像は、そのクリスタルの前ですが、敵味方入り乱れて戦闘が繰り広げられています。こんな状況ですからレベルの低いキャラクターでも戦争に参加できるとはいえ、あっという間に倒されてしまいます。

▲時間切れの判定、かろうじて勝利しました。今回の戦いのスコアランキングや、キル数、デッド数などの詳細を見ることもできます。
50人対50人のフル状態で戦争をすると、大半が時間切れの、どれだけ戦争を有利に進められ支配領域を広げられたかという判定で勝敗が決まります。参加した両軍のプレイヤーには、粗品程度のアイテムが与えられ、また勝利した国のプレイヤーにはリングと呼ばれる特定の武器や防具を購入するために必要なアイテムがもらえます。あとは、そのプレイヤーがこの戦争でどれだけ活躍したかを表したスコア=その経験値が獲得できるわけで、戦争に参加することによっても経験値稼ぎができます。
さくっと書いていきましたが、これがだいたいの戦争システムの流れです。ただ、この戦争システムにもかなり問題があって、例えば戦争に参加して活躍しても報奨金がまったく出ず、戦争に参加せず、その時間(約1時間程度)を、通常フィールドでMOBを狩っていたほうが経験値もお金も稼げるということも上げられています。まあ、まだβ2段階なのでこの辺のバランス調整はまだなのかなとも思っていますが。
なお、ここで書いたことはβ2の段階のもので、β3からは召還獣が実装されたり、かなりバランスが変わる、市販品にかなり近くなるという話も耳にしています。β3は、来年の1月という予定なのでどれだけ完成度が上がったものに仕上がっているか期待してみます。
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すべての画像は「ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン」β版で撮影したものです。