一昨日購入したプレイステーション2の「キミキス」ですが、買った当日はあまりの眠さからプレイ中にもかかわらずセーブもせずそのまま沈没。せっかく買ったんだからと昨日からちょこちょこプレイして、本日やっとひとり目の女の子を終わらせることができたので、まあわたしなりの感想をまとめてみます。ゲームの内容については、かなり売れているゲームですし、その辺のことは雑誌や情報サイト、公式ホームページなどを見てもらえばいい思うのでここではあえて省略します。
では個人的な感想をひとこと。まずは悪い点からあげていきましょう。ひとつはゲームの流れが単調ということです。一部のイベントを除いて、基本的には主人公の自宅と学校の往復。学校では教室や特別教室といった個々の場所への移動がメインとなります。ゲームを始めて間もない頃はそれほどは気になりませんが、ゲームをやり込むにつれて段々とこれが飽きるというかめんどくさくなってきます。このゲーム自体、シミュレーションというジャンルだからこれは仕方のないことかもしれませんけど、何かもうひと工夫ほしかったと思います。
ふたつめはシステム面において作りが少々甘いというか気になる部分が何点かあります。例えば会話シーンなのですが、メッセージ表示の自動送り機能はあるものの、表示のスキップ自体はユーザーがボタンを押さなければならないという煩わしさがあります。よくPCのギャルゲーなどでは一度見た既読メッセージは自動でスキップできる機能が付いています。これがあるだけでゲーム進行がかなり快適になります。あと会話のシーンのグラフィックですが、女の子が音声と連動して口パクをします。しかしながら口パクのパターンが口を開いているか閉じているかの1パターンしかありません。中間にもうひとパターン(半口)をいれれば、もっと自然ぽくなったはずでしょう。アニメーションといえば、このゲームは静止画が主体ですがプレイステーション2という最高のコンシューマー機のハードを使っているわけですから、目パチ、口パクだけでなく他にももっとアニメーションする部分(例えば風で制服がなびいているとか)があれば作品はもっと良いものになったでしょう(この辺については技術力とか制作費のこととかあるのでどうしてもとはいえませんが)。
悪い点をあまり書いていくとあら捜しみたいになってしまうので良い点を。やはり絵がキレイということでしょうか。このぐらいのクオリティならPCのゲームでも十分通用すると思います。まあ絵柄云々に関しては、そのひとの好みがあると思うのでなんともいえませんが、わたしはこのキャラクターデザインは好きです。あと用意されているシナリオが多いということです。まだ実際にすべてプレイしたわけではありませんがゲームのプレイ条件でシナリオが変わってくるという話を聞きました。今までのこの手のゲームだとひとりの女の子をクリアしたら、その子は終わりというのがセオリーのようになっていましたが、このゲームでは一粒で2度美味しいみたいな遊び方ができるのではないでしょうか。
あと、これは良い点かは分かりませんが、とにかく難しいです。ちょっと会話のタイミングを間違えればお目当ての子ではなく違う子がクリア条件になってしまったり、バットエンドへと向かってしまうことがあります。実際にわたしがプレイしたところでは、最初は軽い気持ちでやってみて、バットエンド。2回目はかなりがんばったほうですが、これもダメ。3回目もダメ…。4回目は6兎(基本登場キャラは6人ですから)追わずに2兎に絞り、最終的に好感度の高かった女の子にだけ絞込みクリアしたという結果です。難かしすぎるのも問題かとも思いますが、この手のゲームでこれだけやりがいがあるというかクリアしたときの達成感があるのは良い点だと思います。今までの恋愛シミュレーションの生ぬるさが通用しません。
トータルの評価をしますと、システム面は★5の満点評価で★2、シナリオやグラフィックに関しては★4、総合で★3という感じで採点させてもらいます。主にコンシューマー機でゲームをプレイしている方はかなりドキドキ、ハラハラ、萌え(?)という展開を楽しめると思いますが、コンシューマーよりも、PCのゲーム主体でなおかつ、ギャルゲーをやっている方はちょっとシナリオ面とかで物足りなさを感じるかもしれません。今のPCのギャルゲーはそれをいかにプレイヤーに伝えるかを重点に置かれ、それを特化した作りになっていますから。
まあ、これまで書いてきたことはわたしの独断と偏見の評価で、結局はその人が楽しめればいいんですけどね。コンセプトとかグラフィックは良いのでもう少し作りがよかったらと、そこが残念です。では、次の女の子のクリア目指して今週末はがんばりますか。
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