ふらりと西へひとり旅2 6日目パリその2、そしてエピローグ

 午前中はオペラ座周辺やエトワール凱旋門、シャンゼリゼ大通とまわりフランスでの予定をすべて消化。これからシャルル・ド・ゴール空港へと足を運び日本への帰国の途につきます。足早にまわった6日間でありましたが抑えたいスポットは見れてまわれたと思います。

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▲ここオペラ地区から空港まで直通を結んでいるロアシーバスの車内。

■chapter 54
シャルル・ド・ゴール空港へ

 時間的にはまだ大丈夫なのですが、余裕を見てということで預けもらっていたスーツケースを受け取り、空港へと向かうことにします。ここオペラからは空港へと向かう直通のバス(ロアシーバス)が運行されいます。料金のほうは8.50€(約1402円)。バスに乗り込み約50分で空港へと到着します。

 時刻のほうは午後3時。飛行機の出発時刻は午後6時過ぎなのでかなりの時間がありますが、チェックイン手続きをすることにします。早めのチェックインの利点は希望の座席が取りやすいということ。今回も希望した座席は通路側。この通路側のメリットはトイレや散歩(?)に行きやすい(窓側だと隣の方にどいてもらうという煩わしさがあります)ということと、アテンダントを呼びやすいというメリットがあります。そして荷物の重量チェック。便はJALなのですが、受付カウンターはあの、重量チェックが非常に厳しいといわれるエールフランス、20Kgまでなら無料でいけますが、それ以上になるとべらぼうな追加料金を支払わなければなりません(10kgオーバーで6、7万円)。恐る恐る計量機の数字を見ると20.6kg。ふう、ぎりぎりセーフ。さすがに600gは見逃してくれましたか。

 まだまだ時間はあるのですが、やることがないので出国手続きも済ませてしまいます。イギリスのときは、カギやデジカメなどの金属類をはずしただけなのに、ここシャルル・ド・ゴール空港はチェックが厳しい。ズボンのベルトまで外せと指示されます。前に検査を受けていたひとは靴までも脱いでいました(笑)。そのあと再び手荷物のバックを開けての2重チェック。手荷物の中は“なにも な~い まったく な~い”状態なので問題なく通過。テロでチェックが厳しくなっていますね。

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▲シャルル・ド・ゴール空港の玄関ロビー。空港はターミナル1とターミナル2があり、ここはターミナル2です。

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▲出国検査を受けたひとのみが入れる出国ロビー。ここには免税店やカフェなどがあります。

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▲機内の個人TVに映し出される飛行機の現在地。地球は丸いということで北東に飛んでいます。

■chapter 55
帰国の旅路へと

 残りの時間は出国ロビーにある免税品店をぶらつきます。お目当てはワイン。ホテルの近くのスーパーで格安のワインが売っていたのですが、そんなものを買ったら重量オーバーになってしまうこと間違いなしなのでここまで我慢してきたわけです。ワインを2本ほど購入、あとは自分の土産物などを買い込みます。そのうち、出発便のお知らせが日本語でアナウンスされます。う、これにはちょっと感動。先のイギリスのときは直行便ではなかったため、“ただ今から成田行きのJAL○○便の搭乗手続きを開始します”というのを聞いて、はぁこれが直行便だったらなあという思いをしましたから。

 時刻は午後6時10分、飛行機は定刻どおりの時間に日本へと向けてシャルル・ド・ゴール空港を離れます。直行便なので着いたらもうそこは日本の地。ラクですねえ。

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▲大鮃のグリルハーブクリーム添えをメインとした夕食。味は若干濃いめでした。

■chapter 56
機内の楽しみといえば

 そう、やはり機内食です。シャルル・ド・ゴール空港を離れ約2時間ほどすると夕食の機内食が配膳されはじめます。JALの名古屋、パリ間のフランス便は行きと帰りと機内食のメニューが違います。往復でこの経路を使うひとへの配慮でしょう、この辺のサービスの細かさはさすがはJALだなと関心させられます。

 で、帰りの便のメニューの夕食メニューは行きと同じようにメインデッシュが2種類選べるようになっています。洋食は“大鮃のグリルハーブクリーム添え”、和食は“鶏そぼろ丼”となっており、サイドメニューはプロシュートハムメロン添え、うどん、アップルカラメルケーキ、あとコーヒーや紅茶の飲み物となっています。ひさしぶりにご飯もの食べたかったのですが、行きのときのような目に遭うのは嫌なので、洋食を選ぶことにします。もちろん飲み物はワインで。

 大鮃というのはヒラメのことで若干味が濃かったものの、これはという美味しさでもなく、食べられないほどの不味さでもなく、まあ普通かなと思いました。パンについては、うーん、これは美味しくないです。というか他の素材と同じく冷蔵保存されていたみたいで冷たいのです。先のイギリス旅行の際に使ったコリアンエアーはパンも温めてくれたのに、とこの辺のサービスが残念です。

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▲朝食はこんな感じの軽いものが中心。そう、このトマトが問題なのです。

 機内では映画をみたり、音楽を聞いたり、仮眠したりして時間を潰します。日付は変わり4月の27日。飛行機は日本に近づいてきます。そして朝食の機内食の配膳が始まります。メニューはハーブオムレツ ベーコンのグリルとフルーツカクテル、フレッシュソースチーズ、あとはロールパンとバター、それから飲み物といった感じです。

 お味のほうは先の機内食と同じように、まあこんなものかなという程度です。だだ、オムレツの付け合せのトマトに問題があり。オムレツが暖かいのはいいのですが、トマトまで加熱調理させられています、温野菜ならともかく、これはさすがにだめでしょう(泣)。ふと思ったのですが、機内食ってどこの航空会社もこんなものなのでしょうか。コリアンエアーはそこそこ美味しかったですが、やはりあちらが特別だったのでしょうか。前回のコリアンエアーと、今回のJALとまだ国際線は2回のみなので今後、検証の余地ありです。最後に大きな課題が残りました。

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▲今回も無事、セントレアへと到着。あとは荷物を受け取って入国手続きをするだけです。

■chapter 57
日本に到着

 今回はパリからの直行便ということで約12時間ほどの飛行機の旅でセントレアに到着。飛行機から降り、入国手続きを進めます。現地の出発時刻が早めだったことと、経由便でなかったということで時刻のほうはまだお昼を過ぎた14時。時間もたっぷりあるので、新幹線を使わず普通列車でのんびりと帰るとしますか。それにしても日本は寒いですね。普通ならこれが逆のはずなんですけど。

 さて、来年は金銭的な面と時間的余裕がどのくらいあるか判りませんが、行けるならオーストリアとハンガリー、またはスイスかなと思っています。そして西から責めてきて最後は沖縄へと(普通、逆のパターンですけど)。まあ、どうなるか今はわかりませんけどね。

■chapter 58
お約束のまとめということで

今回、昨年のイギリスに続いて2回目の海外個人旅行だったわけですが、そこそこはおもしろかったと思います。ただ現地の気候が異常だったため、体調が万全ではなかったのが痛かったですが。

 さてパリについてですが、わたし自身良かったなと思えた場所は、ルーブルなどの美術館と、その郊外にあるヴェルサイユぐらいですか(当初からの目的はルーブルでしたので)。あとは観光地ということもあり人が多く、“ああ、お決まりの観光地なんだな”という感じを受けました。パリの街を楽しみたいのならば何か明確な目的を持っていくとそれも変わってくると思います。買い物重視だったり、博物館巡りだったり、食べ歩きだったりと。パリの街は東京の山手線内と同じぐらいの広さしかありませんが、そこにあるとあらゆるものが詰まっています。なので長期の日程でないとアレもコレもというのはキツイんじゃないでしょうか。

 もし短期間でフランスの雰囲気を楽しみたいのならば、2、3日、トゥールのような地方の街を転々とし、その場所で宿泊&観光、1日をヴェルサイユで過ごし、最後にツアーでパリの主要スポットを見るというのがベストかなと思います。

 あと思ったのがパンとかお菓子が美味しい。ちょっとした露店の食べ物すら美味しいのですから。さすがは食の国というだけあります。今回、本格的なフランス料理が食べられなかったというのがちょっぴり残念でした(その前にラフな服しかもって行かなかったのでそういったお店に入れませんが(笑))。

 そうそう、あと喫煙者の方に追加。現在フランスでは禁煙法というものが施行されていて空港での喫煙ができません(喫煙ルームすらない状態です)。それが来年になるとレストランやカフェはおろか、ホテルの客室内でも全面禁煙になりますのでご注意を。

ふらりと西へひとり旅2 6日目パリその1

 本日はいよいよ最終日となりました。朝の体調は昨日が嘘のように絶好調。毎日そうだったのですが、朝は絶好調で時間が経つにつれて降下、夕刻にはバテバテ、風邪ではないのに微熱状態という日々が続いていました。まあこれもフランスの異常気象により暑さが原因ですね。国内に戻ってからはピタリと治ってしまいましたから。ま、そんなわけで今日の自由時間は約6時間、本当は最終日にヴェルサイユへ行く予定でしたが、空港へのアクセスが不便だったので日程を変更、あとから思えばあのトラブル、最終日じゃなくてよかったと思っています。

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▲最終日の朝食もこんな感じ。今日はデザートにフルーツをつけてみることにします。

■chapter 51
フランス最後の朝食

 今日でホテルの朝食も最後です。最後ぐらいはどーんと豪勢にシリアル大盛りとかチャレンジしようかと思いましたが、慣れていないものを食べるのも怖いのでやめておきます(笑)。

 今朝のメニューは昨日とおなじく、デニッシュパンとカステラみたいなパンを中心に、ハムとチーズ、オレンジジュースとコーヒー、あとデザートにオレンジとキューイフルーツを付けてみます。

 さて、今日の目的地はなんだかんだで足を運んでいなかったパリの中心部の繁華街、オペラ地区。まずはそこへ行ってみようと思っています。のんびりと朝食を食べ、部屋に戻りスーツケースの中を整理します。最低限必要なもののみを手荷物にしてホテルのロビーへと向かい、チェックアウトの手続き。5泊でしたが朝食のパンは美味しく頂けたし、部屋もそこそこ良い部屋だったので満足だったです。

 ホテルを出たあと、重いスーツケースを引きづりながらオペラ方面へと向かうバスに乗り込みます。車窓から見えるパリの街角。今日も暑くなりそうだなと思いつつも、これもこの1日で最後です。

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▲スーツケースを持っているので地下鉄を使わず、オペラ方面行きのバスに乗ります。

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▲豪華な建築のオペラ座の外見。屋根にある金ピカの2体の彫刻に目がいきます。

■chapter 52
オペラ座

 さて、オペラ地区にやってきやのはいいのですが問題がひとつ。20kg近くあるスーツケース。さすがにこんなものを引きづりながら観光はできません。本来ならばコインロッカーに預ければいいのですが、このオペラ地区にはそのような気の効いたものはありません(ロッカーが設置されているのは大きい駅とかホテルのみです)。そこで某有名デパートに入り、しこたま土産物を購入。そこで一時スーツケースを預かってもらうことにします。

 身軽になったのでいざオペラ地区の中心にあるオペラ座へと向かいます。ここはその名前のとおりオペラを鑑賞する建物ですが、開催していないときでも入場料を支払えば中を見ることができます。さっそくの入場料の5€(約825円)を払うと、お約束の手荷物検査がまっています。もうパリには用事がないのでガイドブックや地図などは既にスーツケースの中に入れてあり、手荷物のバックの中には辞書ぐらいしか入っていません。そして係員の黒人のおじさんがわたしを見て、“おお、あなた にほんじ~ん。ばっく あけ~てください”と片言の日本語で話しくれます。いわれたようにバックを開けると“おお なかには なに~もない”、“なに~もない”と連呼……。最後に“どうも ありがと~ね”といって通してくれました(笑)。さすがは日本人の観光客の多いオペラ座、日本語で対応してくれるとは思ってもみませんでした(笑)。

 このオペラ座はネオ・バロック様式の建物で外観もさることながら内部も豪華。たくさんの彫刻ありの、装飾ありので豪華絢爛という言葉があてはまります。なんかここもヴェルサイユに負けじと劣らずの作りだなと思います。とくに通路の装飾なんてもうすごいのひとことです。

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▲オペラ座の内部がこんな感じで、昼間にもかかわらず、中はなかり薄暗いです。

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▲こちらはオペラが開催される舞台と客席。客席は5層になっており全2158席あるそうです。

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▲▲その壁や柱の装飾やら吊るされたシャンデリアが豪華な通路。ヴェルサイユ宮を思い出します。

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▲公演の蔵書などが収められている図書館のような場所。数多くの本が陳列されています。

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▲シャンゼリゼ大通り。パリのメインストリートなだけあり、多くのひとで賑わっています。

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▲先日は夕焼けのエトワール凱旋門でしたが、今日は昼間の凱旋門です。

chapter 53
シャンゼリゼ大通り

 オペラ座を出たあと、ふと考えます、あと行っていない場所はどこかと。そういえばエトワール凱旋門には行ったけどシャンゼリゼ大通りは見ていないなと気づき、地下鉄に乗り込みシャンゼリゼ方面に向かうとします。ここシャンゼリゼは観光スポットというよりも、買い物をする場所ですね。

 通り沿いに外からいろいろな店を眺めながらしていくと時間はお昼過ぎ。そうだ、お昼といえばお昼ご飯。今日こそは最後だから優雅にカフェでお茶でもと思いながらも、見つけては入ったのはベルギーに本店を置く、かのマクドナルドと激戦をしているというファーストフードの「Quick」。ヨーロッパではかなり有名なチェーン店らしいです。

 中にはいって注文したものはコーラとホットドック。ハンバーガーでもよかったのですが、フランスはホットドックが美味いという固定観念が頭に浸み込んでしまっているのでそれを注文。お値段はコーラのミディアムサイズと合わせて4.60€(約759円)。まあ、ファーストフードのものだからなと食べてみると、う、美味い。まじですか? 日本のドトールのホットドックも美味いが、こちらはそれ以上に美味い。これファーストフードの味ではないですよ。やっぱり、その要因はパンなのかな? それともソーセージなのかなと思いながらも昼食終了。

 そのあと、土産物屋に入ってみたりして、時刻のほうは午後2時前。そろそろ空港へ向かう準備でもしますかということで、オペラに戻ります。

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▲シャンゼリゼ通りにあるファーストフードチェーンの「QUICK」。お昼はここでとることにします。

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▲大きさのほうは若干小さいながらも、そのお味のほうは抜群のホットドック。

ふらりと西へひとり旅2 5日目ベルギーその2

 ブリュッセルに来て半日。フランスと同様、暑さのためそろそろ疲れが見え始めます。地下鉄の1駅分くらい平気で歩くものですがら足もだんだんと痛くなってきます。う~ん、ノドが沸いた、足が痛い、そして暑いの3重苦ですが、ここは踏ん張りどころ。がんばってこのあとの予定をこなすことにしましょう。

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▲初夏の訪れさえ感じさせるブリュッセル公園。お昼過ぎということもあり休憩しているひともいます。

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▲王宮というからには煌びやかな建物を想像したのですが、意外と質素な作りです。中はどうなっているかわかりませんが。

■chapter 44
ベルギー王宮

 今度はブリュッセル公園の近くの地下鉄駅を降りてひたすら南へと歩いていきます。この公園も広いし大きいです。木陰のベンチで休憩しているひともいれば、芝生で寝転んでいるひと、散歩をしているひとも。そうかと思えばジョギングをしているひともちらほら。もうこの暑さのなか、よく走れるなと関心させられます。そんな大きなブリュッセル公園を抜けるとベルギー王宮の建物が見えてきます。

 本来ならばこのベルギー王宮の中を見学していきたいところですが、毎年一般公開日が決まっていて、だいたい7月の後半から9月の中旬までとなっています。今はまだ4月の期間外なので入場することができません。とりあえずは外見の建物だけを眺めてここは終了。

 王宮を通り過ぎるとすぐ近くにはロワイヤル広場があります。しかし、ここの広場の様子をみようとするも、広場自体が大掛かりな工事中。朝からおもったのですが、ブリュッセルの街全体、様々な場所で工事をしています。先に寄ったコングレ記念塔もそうでしたから。やはり平日なののためでしょうか。それともこれからの観光オンシーズのために今まとめてやっているのかわかりませんが。

 
 
 
 

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▲美術館ではEURO VISIONというものをやっていましたが、入場料も高くなる上、ゆっくり見る時間もなさそうなのでパスしました。

■chapter 45
王立美術館

 ロワイヤル広場のちょうど真正面にあるのが王立美術館。この美術館は古典美術館と近代美術館の2部構成で、古典美術はファン・デル・ウェイデン、バウツ、メムリンクなど14世紀から19世紀までを展示。近代美術館はアンソール、デルヴォー、マグリットらのベルギー美術とフランスの新印象派などを中心に15世紀から20世紀にかけての作品が展示されています。

 さっそく5€(約825円)を支払い中へと入場。中はかなり広く、空間の使い方が広々としています。この美術館で思ったのが展示されている絵の大きさ。どれもが大きい。そんな絵を中心としてあとは小さな絵が細々と展示されています。ここもそうですがのんびりと見ていく美術館のひとつですね。あまり時間もないことですし、ここもあいかわらずの足早状態で消化していきます。

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▲王立美術館のエントランス付近。そういえばパリの美術館のような手荷物検査はやっていません。

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▲壁ぐらい大きな額縁に描かれた絵画。このくらい大きいと迫力あります。

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▲もちろん中規模の絵画もこのように陳列されているわけです。

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▲ここは2階部分の展示室。絵の好きなひとにはたまらない美術館です。

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▲カフェで食べたプチケーキとコーラ。美味しかったのですがお値段が高めなのはいただけません。

 さすがに歩き詰めで疲れたので美術館のエントランス付近にあるカフェで昼食ならぬ、おやつでもとることにします。購入したしたのはコーラとホントにプチという言葉が当てはまる小さなケーキ。お値段はコーラが2.50€(約412円)、ケーキが4€(約660円)。うむ、さすがは観光地価格ということで、それを手にもってバルコニーへと進みます。

 バルコニーにはいくつものテーブルと椅子が並べられているので、そのひとつに座り食べ始めます。さすがは高いこともあり、ケーキは美味しいです。小さいながらもそれに美味しさが凝縮されています。“パンがなければお菓子を食べればいいのに”という言葉がありますが、まさにその通りだと思いました(意味が違いますよ、それ)。あ、余談ですがこの言葉、フランス王妃マリー・アントワネットの言葉として有名ですが、実際はこの言葉を彼女は語ってないとされてます。

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▲石畳で両サイドには古い建築物の建つ路地。こういった場所が市内にはいくつもあります。

■chapter 46
ブリュッセルの街並み

 美術館である程度はリフレッシュしたものの、外に出てみるとさらに気温が上がり暑くなっているのがわかります。こりゃたまらないなあと思いつつも、つぎの目的地までもくもくと歩くことにします。

 やはり歩いていて思うことはやっぱりパリの街並みとは違うこというです。街全体がパリより小さいということもあるでしょうが細い路地や坂道、石畳の道が多いような気もします。あとは新旧交じり合った建物。すごく古そうな建物が連立していると思うと真新しいビルがひょっこりと姿を現したりと、前にも書いたようにこの街並みは、どことなくロンドンと似ている雰囲気がします。建築物自体の作りは違いますけどね。

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▲少し広い交差点もこんな感じです。車の交通量がすくないためか信号機はありません。

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▲右側にはいつ建てられたかわからないくらいの古い建物が密集しています。

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▲意外と小さかった小便小僧。有名だからもっとドでかいと思っていました。

■chapter 47
小便小僧

 ベルギーといえば、ワッフルとかチョコレート、それからダイアモンド加工が有名ですが、それらと同じくらい有名なのが、この小便小僧の像。それだけ有名ならば、どこか特別な場所に設置されているのかと思えば、観光客が周りを取り囲んでいなければ、そのまま通り過ぎてしまうぐらいの街角の場所にぽっんと建っています。

 あと像自体がもっと巨大なものと思えば、これが意外と小さく3、40cmほどの大きさ。日本でいうとお地蔵さんより小さいサイズですかね。

 それでも、さすがはベルギーのマスコットキャラクター(?)、土産物屋に入ると、その形をした置物とか小便小僧のアノ部分にドリルが付いた、ワインオープナー(笑)とか、イラストが描かれたお皿とかTシャツなんかも売っています。

 
 
 

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▲ブリュッセルの中心、グラン・プラス。周りには高い建物で囲まれています。

■chapter 48
グラン・プラス

 そんな小便小僧の場所から北に歩いたところにグラン・プラスと呼ばれるブリュッセルの中心的な大広場があります。ヴィクトル・ユゴーが賛嘆したことでも知られるこの大広場は、世界で最も美しい広場のひとつといわれ、ユネスコの世界遺産にも登録されているほどの場所です。

 大広場は市庁舎、王の家(市立博物館)、ギルドハウスに囲まれています。とにかくまあ、ここは観光の中心地というだけあり、ひとだらけ。今まで観光客はあまり見かけなかったのですが、ここはとにかくその数が多いです。

 周りには有名なブランドのチョコレート屋があったり、カフェが連立していたり、土産物屋があったりと、まあその辺を一周してくることにします。しかし、コレといったものもなくグルグルと周り続けて小一時間、いい加減足も痛くなってきたので広場のベンチで休憩しますが、とにかく暑い。ふと上を見上げると気温計があります。その数字を見ると27℃。そりゃ暑いわけです。こんなところで油を売っていてもしかたないので、市立博物館へ逃げ込むことにします。

 入場料は3€(約495円)、館内は撮影禁止ということで写真は撮れませんが、ここにはあの小便小僧の726種類ある衣装のうちの一部が飾られていました。それよりも中は冷房が効いていて涼しい。展示物を見ているよりも中の休憩用のベンチに座っていた時間のほうが長かったです。

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▲逆光で撮影したために少々見づらいのですが、これが市庁舎の建物。

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▲こちらは王の家と呼ばれる豪華な建物。ここに市立博物館があります。

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▲トラムの駅に向かう途中に見つけた某大手ハンバーガー店。日本のように派手派手しくはありません。

■chapter 49
パリに帰ります

 暑い、疲れた、足が痛いでかなりのボロボロ状態。とくにこの暑さ、なんとかならないものでしょうか。そんな中、時間は夕刻へと迫り、そろそろパリへと帰ることにします。ここグラン・プラスからは、こちらに来たときと同じようにブリュッセル中央駅経由のブリュッセル南駅まで行き、そこからタリスに乗るわけですが、どちらかというとブリッセル中央駅へ行くよりもトラムと呼ばれる路面電車の駅のほうが近いのでそちらへ行くことにします。

 今日初めての、地下鉄と徒歩以外の移動手段。ブリュッセル南駅方面行きのトラムが着たので乗り込みます。車内はふつうのバスとあまりかわりません。そしてトラムは数十分でブリュッセル南駅へと到着。タリスへと乗り込みます。

 うぅぅ、車内は冷房がガンガンに効いていて涼しい、こりゃ快適。そんなタリスの車窓からぼんやりと車窓を眺めながら帰ります。外には高速道路が平行に走っているのが見えます。その高速道路を走る車をどんどん追い抜いて列車は進みます。さすがは高速列車、スピードが違うんだなと関心しながら約1時間半、タリスはパリの北駅へと到着。

 もう帰りは地下鉄乗り換えで上り下りをしたくないし、交通渋滞に巻き込まれても時間的に余裕もあるのでホテル方面へ行くバスに乗り込みます。今日一日振り返って、一昨日のパリ探索ぐらい疲れました。

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▲これがトラムと呼ばれる路面電車。先に買った地下鉄の1日券で乗れます。

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▲短いような長いようなブリュッセルの1日が終わり、パリの北駅へと帰ってきました。

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▲ちなみにこれがパリの北駅。他のパリの駅と違って建物は近代的なものになっています。

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▲そして、その北駅のすぐ目の前にあるバス停。ここからホテル方面のバスで帰ります。

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▲サンドイッチとハイネケン。お値段はスーパーで買ったため、両方あわせて3€もいかないという安さ。

 そんなわけで今日もホテルへ無事に帰ってこれたわけですが、疲れが頂点のため、食欲がぜんぜんありません。朝はちゃんと食べたものの、お昼はプチなケーキ1個。これはいけない、せめてなにか口にしないとと思い、近所のスーパーで軽いものを買ってきます。それがサンドイッチと350ml缶のハイネケン。

 夕飯にしてはかなり質素ですが、今日はこのぐらいが丁度いいです。あと、朝食のときにもらってきたオレンジをデザートにして本日は終了。お風呂が気持ちいい。明日はいよいよ最終日、パブロンを飲んでもがんばるとしましょうか。

ふらりと西へひとり旅2 5日目ベルギーその1

 パリ市内と郊外のヴェルサイユの観光で2日間、昨日のロワール地方の城巡りで1日、残り1日もじっくりとフランス国内とは思ったのですが、せっかくヨーロッパに来ているのだからこの機会に隣接した国へ行ってみたい気もします。そこで思いついたのがお隣のベルギー。パリから比較的短時間で行けますし、首都ブリュッセルは1日あれば大体の場所が見れます。そんなわけで今日はフランスを離れベルギーへと行ってみます。

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▲今日も今日とて違うパンを食べます。バイキング形式でいろいろ食べられるのうれしいです。

■chapter 36
そろそろマンネリ感が

 朝といえば朝ご飯。う~ん、だんだんネタがマンネリになってきましたね。まあ今日を含めあと2回ですのでお付き合いください。さて本日のメニューは先日食べて非常に美味しかったデニッシュのパンと、カステラみたいなパン、あとはハムとチーズ、それにオレンジジュースとコーヒーといった組合せです。

 今日、初めて食べたこのカステラみたいなパンも甘さ控えめで美味しいです。わたし自身、パン派でよくパンを食べているのですが、フランスのパンを食べたあとは日本のパンは食べられないくらい美味しく感じます。これはこのホテルのパンだけではなく、外のお店とかスーパーのパンにもいえることです。やっぱり本場ものは違うということでしょうか。

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▲パリの北駅。各方面への地下鉄、近郊路線、RERとさまざまな路線が発着する駅です。

■chapter 37
タリスに乗ってブリュッセルへ

 パリからベルギーの首都、ブリュッセルまでは直線距離にして約250kmほど。東京から名古屋くらいまでの距離と思ってもらえばいいと思います。ブリュッセルまでの行き方は様々ですが、一番簡単なのは国際列車のタリスに乗っていくことです。このタリスというのは、パリ~ブリュッセル~アムステルダム、ドイツ・ケルンといった場所を走る高速列車です。このタリスに乗るため、まずはパリの北駅に向かうとします。

 ホテル近くのバス停から北駅へ向かうバスがあるのですが、朝なので交通渋滞という危険性もあり地下鉄を乗り継いでいきます。そして北駅近くの地下鉄の駅で降りたものの、北駅への行き方がわからない……。というか地下通路で繋がっているのですが、主だったインフォメーションもなく、北駅そのものに到着しても他の地下鉄のホームや近郊路線の発着ホームしか見当たらない始末。途中の駅員をたびたび捕まえて、タリスの発着ホームを聞きます。地下に降りたり上がったりと、なんかコレって何も知らない人が田園都市線の渋谷駅を降りて、東京メトロの銀座線のホームを目指すといった感覚です(東京を知っている方しかわからない例えですが)。

 なんとか発車時刻前にはタリスの発着ホームへ到着。そこにはワインレッド色に塗られたタリスが停車しています。この北駅も改札口はないものの、国際列車ということで列車内に乗り込む前にチケットの検査があり、発車数分前にチケットを見せ指定された座席へと向かいます。このタリスもTGVと同様で全席指定です。車内は外観と同様にワインレッド色のシート、座り心地も悪くはありません。さすがは国際列車ですが、その分料金も高いです。通常のパリからブリュッセルの片道料金は2等席で78€(約12,870円)もします。ちなみにわたしの場合は2週間前の早期割引予約で指定したので往復で85€(約14,025円)ですみましたが。

 発車時刻になりタリスはブリュッセル南駅に向かい走り出します。今ではもうすっかり見慣れてしまった緑の草原、黄色い花畑を車窓から眺めていきます。

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▲ワインレッドに塗られたタリス。パリからブリュッセルまで最高時速300km/h、約1時間半で結びます。

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▲車内もワインレッド色で統一されています。シートは意外と広く快適でした。

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▲ブリュッセル南駅に到着したタリス。ここからお隣のブリュッセル中央駅まで乗り換えです。

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▲こちらがブリュッセル中央駅。もっと大きい駅かと思いましたが意外と小さい駅です。

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▲サン・ミッシェル大聖堂を見上げてみます。これまた大きい建物で驚き。

■chapter 38
サン・ミッシェル大聖堂

 到着したブリュッセル南駅から観光の中心となるブリュッセル中央駅まで普通列車に乗り換え数分、今日はここからがスタートとなります。バックから市内の地図をコピーした紙を取り出し、まず歩いていける名所まで行くことにします。入り組んだ道、石畳の坂道、古い建物。ここブリュッセルはフランスとはあきらかに雰囲気が違いどちらかといえばロンドンのような街並みです。

 そんなことを思いながら進んでいくと、最初の目的地のサン・ミッシェル大聖堂が見えてきます。やっぱり、ここも思ったとおりの建物の規模と建築です。

 中にはいるとこれまた驚き。昨日のツゥールのサン・ガシアン大聖堂も凄かったのですが、こちらも凄い。礼拝堂の奥までの両脇の石柱には彫刻が取り付けられています。サン・ガシアン大聖堂がステンドグラスで厳粛なイメージとすれば、こちらはその彫刻のためにどちらかといえば、威圧的なイメージを受けます。そしてこちらの大聖堂にも大きなパイプオルガンが設置されています。さすがは約300年の年月をかけて作られたゴシック様式の建物というだけあります。

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▲両脇の石柱に取り付けられた彫刻群。今まで訪れた寺院とは違い、独特の感じがします。

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▲こちらはパイプオルガン。これだけ大きな寺院ともなるとオルガン自体も立派です。

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▲建物内の両サイドにあるうちの片方の礼拝場所。天井からは豪華なシャンデリアが吊るされています。

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▲石柱に取り付けてある彫刻を拡大してみたところ。柱の後ろにはこれまた見事なシャンデリアが。

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▲塔の最上部には金ピカのレオポルド1世の像が立っています。

■chapter 39
コングレ記念塔

 つぎに訪れたのはコングレ広場にあるコングレ記念塔。この塔は憲法発布を記念して1859年に作られたもので塔の上には初代国王レオポルド1世の像が置かれており、下には2匹のライオン象と永遠の炎があります。

 この塔自体をもっと身近で見たかったのですが、あいにくこの日は広場を修復作業中。塔からちょっと離れた場所での観覧となってしまいました。

 この周辺にはもうとくに見るものもないので広い街道に出て、トボトボと歩きつぎなる目的地へと向かいます。しかし今日も良く晴れた日でまだ午前中なのにそここそ暑い。これからもっと暑くなる気配がします。パリといい、このブリュッセルといい、どうしてこんなお天気なんでしょうね。

 
 
 
 

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▲ブリュッセルの街並みはこんな感じです。石畳ありの、古いゴシック建築の建物ありの、古きヨーロッパの佇まいを感じさせられます。

■chapter 40
ブリュッセルの地下鉄

 少し街外れまで行ってみようとブリュッセル市内を走る地下鉄に乗ることにします。キップの自動販売機の表示はオランダ語、意味わかりません(笑)。しかし心配はいりません。ここベルギーは多くの言葉が使われている国なので、自動販売機にも多言語を選択できる機能が備わっています(さすがにロンドンのように日本語はありませんが)。表示を英語に切り替えて市内の地下鉄1日券4€(約660円)を購入します。

 キップを手にして改札へ向かおうとすると……。そこには形だけの自動改札機。つまりですね、入口の自動改札機はあっても出口の自動改札機はないのです。しかも出口には入口とを区切りフェンスも扉がなく、ひとつのフロアに入口の改札機だけがぽつりと置いてあるという、まさにキセル乗車し放題の設計。いいのかこんなんでと思いながらもキップを通してホームへと降りていきます。

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▲どちらかというと日本と同じようなブリュッセルの地下鉄ホーム。コレといった特徴もないです。

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▲車内はこんな感じです。次の停車駅のアナウンスと電光掲示板があるだけパリよりましです。

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▲公園を少し先に進むと、ブリュッセルの凱旋門が見えてきます。凱旋門はパリだけではないのですね。

■chapter 41
サンカントネール公園

 ブリュッセル市内にはかなり規模の大きい公園がいくつもあり、そのひとつがブリュッセル中央駅から西に位置したこの、サンカントネール公園。地下鉄のホームを降り地上に出ると広々とした公園が目に入ってきます。ヨーロッパの公園ってとにかく広いですよね。

 この公園内には凱旋門をはじめ、王立軍事歴史博物館やオートワールド博物館、サンカンドネール博物館といった施設があります。まずは公園内を進み、王立軍事歴史博物館という場所に行ってみることにします。

 

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▲外から見ると大きな空間のようなものが中にあると思ったのですが、それが飛行機の展示場所だとは思ってもみませんでした。

■chapter 42
王立軍事歴史博物館

 お隣のドイツはともかくベルギーの軍事歴史という言葉にどうもピンときません。たぶん、中は中世の大砲やらの武器が飾ってあるのかなと思い入場。案の定、入口近辺のフロアには大砲やら真ん丸い鉄球、城攻めのイラストが描かれた説明があります。

 まあ、こんなもんでしょうかと先へ進み次のフロアにはいると驚愕!! なんだこれは、フロアというか倉庫っぽい場所に所狭しと飛行機が展示されているのではないですか。それも、昔の三葉機から、第二次世界大戦に使われた飛行機、そして現在のジェット戦闘機まで。

 うわ、ここやばいですよ。飛行機オタクの血が騒ぎます。うわぁ、これってあのドイツの戦闘機、おおコレはファイティング・ファルコン(ゼネラル・ダイナミクス社が開発したアメリカの戦闘機)。実機をこんなまじかでみるのは初めて。もう感動しまくり状態。ルーブルとかの美術館でのんびりと絵画を鑑賞するのもいいですが、これはこれでいい! ここを見ていたらアメリカの国立航空宇宙博物館に行きたくなってしまいました。来年はアメリカ? いかんいかん。

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▲入口付近はこんな感じで昔の大砲やら彫刻やら質素な(失礼)展示物が飾られています。

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▲所狭しと並べられている飛行機。その広い天井からも飛行機が吊るされています。

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▲ベルギー空軍のF-16戦闘機。通称ファイティング・ファルコン。まさかこのような場所で見られるとは。

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▲第2次世界大戦中に使用されたレシプロ機なども数多く展示してあります。

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▲王立軍事歴史博物館から凱旋門を隔てた位置にあるサンカントネール博物館。

■chapter 43
サンカントネール博物館

 今度は、同じサンカントネール公園敷地内にあるサンカントネール博物館とへ行ってみることにします。ここにはさまざまな古器物、ベルギーで発掘された考古学的出土品、世界各地の発掘品や古代美術、ヨーロッパの美術と工芸品などが展示されています。

 入場料の5€(約825円)を支払い中へと入ります。この博物館もかなり広く、多くの展示物があるためゆっくりと周っていたら数時間かかるので足早に館内を見て周ることにします。大きなタペストリー、綺麗な銀細工の装飾品などが見ごたえがありました。ただ先の王立軍事歴史博物館の飛行機があまりにもインパクトが強く、まだ尾を引いている状態だったので、コレといったものは感じられませんでした。

 このほか、オート博物館とよばれるクラシックカーを展示した博物館も近くにあるのですがこちらは時間の関係上、パスということで。

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▲昔の民族衣装や生活器具などが展示されています。

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▲こういった中世に使われた馬車もあります。

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▲壁一面に貼り付けられたタペストリー。これだけ大きいとすごいのひとことですね。

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▲陳列台の中には所狭しと銀細工の装飾品やグラスが並べられています。

 足早に周って時刻はお昼前。天気は雲はあるものの、ほぼ快晴状態。どんどんと気温が上昇していきます。あの、パリの灼熱(ちょっといいすぎですが)地獄状態になりそうな予感がします。再び地下鉄に乗り込み、このあと中央方面へと戻ることにします。

ふらりと西へひとり旅2 4日目ロワール地方その2

 ロワール地方もパリと同様に快晴、初夏を思わせるような暑さで、昨日までならもうヘトヘトな状態になっているところですが、今日は移動がツアーということもあり、あの地獄のような歩き詰めな日程ではないため非常にラクです。個人のフリーな旅程でも、スポット的にこういったツアーを組み合わせるのも悪くはないなと思いました。さて今回は前回のブロア城の続きで、シュノンソー城へと行ってみることにします。

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▲緑の木々に囲まれた並木道を進んでいくと、シュノンソー城が現れます。

■chapter 29
シュノンソー城

 ロワールの古城群のなかでもとりわけ有名なのが、シャンボール城とシュノンソー城。本来ならば両方の城に行きたいのですが、両方の城の距離的な問題と時間とで後者のシュノンソー城へ行くことにします。ここでの見学時間は約1時間。ツアーのコーチを降り入場チケットを買います。入場料は9.50€(約1,567円)。緑の木々のトンネルを抜けると、そこには広々とした庭園、そしてシュノンソー城が見えてきます。

 この城は、16世紀の築城以来、多くの女性によって愛され、守られてきたゆえに「6人の女たちの城」のという異名があり、初期ルネッサンス様式とゴシック様式にイタリア風の装飾も融合した珍しい建築様式の城だそうです。そういった歴史云々に関してはよくわからないので、とりあえずは先に進んでみます。

 城内は先ほどのブロア城と比べさすがは広いです。台所、王妃の寝室、礼拝堂、ギャラリーと呼ばれる通路、ホールと様々な部屋を見回って、これが中世に存在した城なんだなと関心させられます。日本の城というといわゆる質素なイメージしか頭にあまりませんが、ヨーロッパの城は本当に豪華な作りだなあと思います(日本の城と西洋の城ではその用途の違いはありますが)。

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▲斜め横から見たシュノンソー城。この城の特徴のひとつは水の上に築かれていることでしょうか。

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▲こちらは城の正面玄関。川に掛けられた橋を渡って中へと入ります。

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▲ギャラリー(回廊)と呼ばれる通路のような場所。白とストレート色のタイル張りの床が特徴です。

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▲もちろん礼拝堂もあります。ステンドグラスには聖母マリアが描かれています。

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▲サロンと呼ばれる部屋にはこのようにいくつもの絵画が壁に飾られています。

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▲城から見たディアーヌ・ド・ポワティエの庭園。中央の噴水からが水が勢いよく噴き出しています。

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▲思わずその建築の美しさと聖堂そのものの高さに圧倒されます。

■chapter 30
サン・ガシアン大聖堂

 午前中の城巡りツアーも無事に終わり、トゥールの街へ戻ってきたのがお昼過ぎの1時ちょっと前。ツアーのおじさんは何かすごくご機嫌がよく、最後は握手をして別れました。たぶん、今日のツアー客が当初、アメリカ人らしきおばさんひとりだったので、それで喜んでいたのかもしれません(笑)。

 さて、そろそろ時間のほうもランチタイムですので有名史跡でも見ながら街を探索してみることにします。とりあえずは、駅前の観光局で市内のマップをもらい訪れてみたのがサン・ガシアンと呼ばれる大聖堂。

 おお、すごい立派な外観の建物。なんかパリのノートルダム大聖堂よりもトゲトゲ(?)していて高い。ここは13~16世紀にかけてつくられたゴシック建築の傑作と呼ばれる建物らしく、中に入って思わずうっとり。数メートル以上はあるかと思える高い天井にはいくつものステンドグラスがはめ込まれ、そこからの光で建物内部を明るくしています。ヨーロッパの寺院はどこのものを見ても圧倒させられるものがありますね。

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▲いくつもの大理石の柱と高い天井。内部も外見に負けてはいませんね。

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▲天井を見上げるとご覧のとおりの、ステンドグラスが張り巡らされています。

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▲礼拝堂の奥にもステンドグラスのオンパレード。すごいというひとことです。

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▲そしてこれが天井近くに設置されたパイプオルガン。ぜひその音色を聞いてみたいところです。

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▲トゥールの街のいたるところに、こういった噴水や公園などがあります。

■chapter 31
ランチタイムです

 サン・ガシアン大聖堂を後にし、再び街をぶらぶら歩いていきます。駅前近くには大きな噴水があったり、きっちりと手入れされた芝生がある公園、旧市街地と呼ばれるエリアには昔ながらの建物が並び、なんかこういう街並みって好きです。あとパリみたいにゴミゴミしていないし、観光客の大群もいない(たぶんまだオフシーズンだからでしょうね)のがいいです。

 そんな街並みを見ながらランチを取るために1軒のカフェに入ってみます、が、メニューがまったく判りません。というかフランス語読めません……。店員の応対はフランス語、英語がまったく通じず、すたこら退散。しかたないのでもっと判りやすいお店はないかと探すと、ファーストフードっぽいお店がありました。カウンターにいろいろとメニューの素材が用意されてて、それをチョイスして注文する形のお店です。店員のおじさんに、あれこれ話し注文したのはソーセージの挟まったパンとフライドポテトのセットメニュー。

 運ばれてきたトレイにはパンと大量のフライドポテト。とりあえずはポテトをソースに付けてひとくち。うぉ~辛い。辛口なのね。続いてはパンをむさぼります。これもソーセージが辛い! しかし、美味い。どうして? どうして? フランスのこの手の料理はどこでもすごく美味しいです。さすがは食の国、フランス。とまあ、ポテトは量が多く半分食べてギブアップ。ちなみにお値段はこれで3.60€(約594円)、大変満足できる値段と量と味に感動いたしました。

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▲旧市街にあるプリュムロー広場。カフェの椅子が所狭しとならんでします。

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▲その質と量に満足だった昼食のソーセージの挟んだパン。かなりピリからでしたが。

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▲サン・マルタン聖堂の左には、少々見にくいですが小さな鐘楼が建っています。

■chapter 32
サン・マルタン聖堂

 時刻のほうは2時ちょっと過ぎ。時間的にはまだまだ余裕ですが、帰りは旅費の節約ということでTGVは使わず、のんびりと急行列車で帰ろうと思っているので、最後にもうひとつだけ寄り道していくことにします。それがこのサン・マルタン聖堂。

 ここは先ほどのサン・ガシアン大聖堂ほど規模は大きくなく、ゴシック建築の圧倒感はないのですが、キリスト教にまつわる歴史のある史跡(建物自体は19世紀に新たに建て直されたみたいです)らしいです。

 ちょっとこじんまりした内部はヨーロッパ特有の寺院の雰囲気が漂ってきます。

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▲サン・マルタン聖堂の内部はこんな感じに、こじんまりとまとまっています。

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▲それでも壁の彫刻や装飾品に妥協というものが感じられません。

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▲街の建築物と同様に、トゥール駅舎そのものも大変立派な作りになっています。

■chapter 33
帰りはのんびりと

 トゥールへ来たときはTVGを使ったため、モンパルナス駅発だったのですが帰りはTGVを使わないため、急行の終点駅であるオーストリッツ駅までのチケットを買います(日本でいうと在来線と新幹線の駅が違う場所がありますよね、あれと一緒です)。

 さて駅のカウンターチケットを買うわけですが、身振り手振りの英語のやり取りもめんどくさくなったので”Un bill pour PARIS AUSTERIZ en S’ill vous Plaît”とメモ書きをして係員に見せます。パリ・モンパルナス駅までのチケットくださいという意味です。メモを見て係員はサクサクとチケットを発券してくれます。チケット代は28€(約4,620円)。それをもって急行列車に乗り込みます。

 風景はあいもかわらずの広大な草原と何の花かはわからない黄色で埋め尽くされた畑が車窓から見えます。帰りは急行列車に揺られて約2時間半。ぼけ~と音楽でも聞きながら帰ることにします。

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▲帰りの急行列車内。かなりシンプルです。まだ発車前ということもあり人がいません。

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▲パリのオーストリッツ駅に帰ってきました。パリの駅はどこもこのように大きいです。

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▲夕日に照らされる記念塔。

■chapter 34
バスティーユ広場

 オーストリッツ駅に到着したのは夕方の5時半頃、そろそろ日が陰りはじめました。一応は本日のロワール地方、城巡りツアーの予定はすべて終了なのですが、昨日のヴェルサイユでのトラブルのため時間的に断念した場所があるので、このあとついでに立ち寄っていくことにします。それがバスティーユ広場。ここを見ればパリ市内のメジャーな観光スポットをほぼ制覇したことになります。

 バスティーユ広場というのは、かの悪名高きバスティーユ牢獄があった場所。その牢獄はフランス革命時に市民の襲撃によって破壊され、今では革命を記念して建てられた記念塔のみが建っています。

 この記念塔の土台近くの部分をみると、27 28 29 JUILLET 1830と文字と数字が刻まれています。1830というのは西暦の年号、おや? フランス革命は1789年7月14日なはずと思われるかと思いますが、これはそのフランス革命の後に勃発した、フランス7月革命(この辺の歴史がかなりややこしいのですが。好きな人は調べてください)が1830年7月27日だったということを記しています。そのためこの搭は別名7月の円柱とも呼ばれているそうです。

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▲最初、この数字は何なのかわかりませんでした。
 

 さて、これでフランスの日程はすべて終了。このあととりあえずはホテルへ戻って夕飯に何を食べようか考えるとしましょうか。

 
 

■chapter 35
や、やはりマカロニ!? なのね……

 そういえば、フランスに来てからフランス料理というか、そもそも、まともな料理を食べてないわけで、1度くらいは食べておかないとと思うも、ひとりだとフランス料理店はつらいんですよね。まあ、ここは無難にホテルで何か食べようかと、ホテルのレストランに向かいます。

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▲穴は開いていませんが、正真正銘のマカロニです。その上にはトマトソースがかかっております。

 レストランに入り、フランス語のメニューを見て首をかしげているとウェーターが英語のメニューを持ってきてくれます。これなら少しは判るぞと思うも、どうもその単語から料理が想像できません。パンばかり食べていたからお約束のアレかねえと、手っ取り早くパスタとビールを注文します。フランスの麺ってどうなんだろうと、期待して数十分、出てきたのは……、そう、去年のロンドンのイタリアンの店でパスタを頼んだときと同じく、マカロニ……。パスタを頼んで麺が出てくるのは日本だけですか?(泣) それとも本場イタリアに行かないと、その手のものが食べられないとか。

 そんなわけで、今年もパスタ。まずくはないんですけど、なんだかなあ。ちなみにホテルのレストランということでこれだけで14€(2,310円)も取られましたが。

 さて、いよいよ明日は丸々1日が使える最終日。昨日と同様に歩き詰めな1日が待っています。

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