ふらりと西へひとり旅 エピローグ

 日付も変わり本日は本当の意味での最終日。丸1日かけて日本へ戻ります。帰りのルートはヒースロー空港からソウルのインチョン空港、そこで乗り換えてセントレアへという、行きと逆の経由です。帰りの到着をセントレアではなく成田到着にして都内をぶらついて帰ろうかとも思いましたが、到着時間はどのみち夜。ぶらついている時間すらなさそうなので素直にセントレア(まあ、セントレアでも成田でも空港から家までの所要時間は同じくらいなのですが)の便にします。

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▲かなり高い高度を飛行しているため、遠くの景色まで一望できます。あと空の色が違いますよ。

■chapter 26
帰りの機内にて

 ヒースロー空港を飛び立って数時間、快適ともいえる空の旅をしています。空いている3つのシートを丸々と使って横に寝ていたので疲れはまったくありません。日本に帰らずこのままどこかへ行けるくらい元気です。窓のシェードを開け機外をのぞくと赤茶けた大地が眼下に見えます。たぶん今、中国かモンゴルあたりの上空を飛んでいるのでしょう。

 朝といえば朝ご飯、朝食の時間です。メニューはおかゆかパンかどちらかを選べますが、最近はパンが主体なので迷わずパンのほうを選びます。行きでもコリアンエアーの機内食を食べたわけですが、すごくおいしいわけでもなく、かといってまずくはなく、まあまあといった感じでしょうか。この味ならば合格ラインです。

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▲メインデッシュ、パンともに温かいです。飲み物はミネラルウォーター以外にも好きなものを頼めます。

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▲乗り換えのために再び降り立ったイーチョン空港。ここからセントレアへの便に乗り換えます。

 内容のほうは、パンを焼いたものにスクランブルエッグとチーズをかけたもの、ロールパンにヨーグルト、デザートのフルーツ、飲み物はミネラルウォーターという組み合わせになっています。ロンドンでかなり質素な朝ご飯を食べていたので、それから見ればかなりグレードアップしています。朝食が終わり、なにもすることがなくボケ~としています。乗り慣れた電車などではこういう時間はすごく暇になるのですが、不思議とそういう感じにはなりません。やっぱり普段乗っていない飛行機だからでしょうか。

■chapter 27
ソウルって日本語が…

 そんなまったりと時間が過ぎていき飛行機はインチョン空港へと到着します。行きと同様にここでは乗換えのみなので韓国には入国しません。セントレア行きの便の出発まで2時間以上あるので免税店などを見ることにします。とりあえずは喉が渇いたのでジュースでも買おうかと思います。しかし韓国の通貨はウォン、イギリスの通貨のポンドと日本円は持っているのですがウォンは持っていません。たかがジュース1本にクレジットカード使うのもなと思い、だめもとで店員に“Can Japanese yen be used?”と聞きます。すると、“日本円でも大丈夫ですよ”と日本語で返ってきます。噂では聞いていましたが本当に日本語が通じる、日本円が使えるのですね。ハワイやグァムと同様に韓国でも日本の観光客に対して力をいれているのがわかります。

 それより何とかして欲しいのが一部の日本人。ロンドンでのことですが道がわからず、日本人らしき人間に尋ねようと思います。しかしながら日本人ではなくアジア系の人という可能性もあるので英語で“Excuse me”というと首を振り英語が話せませんジェスチャー。せめて“Cannot speak”ぐらいは返してほしいです。あと、このインチョンでも、トランクケースを引きずっていたため、道を開けてほしいので“Sorry”と声をかけると、“あ…”とかしか返してきません。英語に関してはまったく話せませんし、自信もありませんが、そんなわたしでも思ったことは、簡単な受け答えすらできないなら海外なんか行くな、です。

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▲夕飯のちらし寿司。しいたけ、タマゴ焼き、紅しょうがなどの具が入っています。右はデザートのオレンジゼリー。

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▲時間ギリギリでなんとか最終の新幹線に乗ることができ、最寄り駅まで帰ってきました。

 さて、夕飯です。なんかうちのBlogってご飯ネタばかりですよね。そんなわけでのセントレアへ行きの便で出た夕飯はこれ。散らし寿司です。行きのインチョンへの便の時は海苔巻きといなり寿司、今回はこれですから。いかにこの路線が日本人利用客が多いっていうことですよね。まだ国内に到着してもいないのに日本食を味わいます。

 なんだかんだでセントレアに到着、約6日ぶりに日本へ帰ってきました。入国審査を終えこれで旅が終わったと思いたいのですが、ここからまだ先があります。そうなんです家に帰らなくてはなりません。名古屋まで名鉄電車に乗り、そこから新幹線に乗らないといけません。もう、この時点でかなりめんどくさくなってしまっているので、今日はこのまま終わりということで名古屋でホテルを取ろうかとも思いましたが、金銭的余裕がもうないため気力で帰ることにします。その前にこの時間に空港到着で果たして終電に間に合うのだろうかと思い時刻表を調べると、ほとんど余裕がありません。名古屋駅で新幹線の乗り換え時間は約10分、思いトランクケースを転がしながら走る走る。結局最後はこうなってしまうのね。とくにコレといったトラブルもなく帰ってこれました。

■chapter 29
今回のまとめ

 長々と旅行記を書いてきましたが、最後にイギリスについての感想をひとこと、ふたこと書きます。もし初めてイギリスに行く方がいらったら参考にでもしてください。

 まずロンドン市内については、東京の山手線内の地区を京都市と足してふたつに割り人口を少なくした感じと思ってくれればいいと思います。歴史的背景のある建物がある反面、首都の大都市であるため交通の便が非常に良いです。とくに地下鉄に関しては東京の地下鉄よりもはるかに使いやすいと思えます。それは英語表記にもかかわらず、インフォメーションがわかりやすく、まぎらわしさがないからです。地下鉄発祥の地、使う人のことを考えて作ってあります。

 ロンドン郊外は、少し書いたようにのどかな田園風景がどこまでも続きます。殺伐としている都市よりもゆったりした時間を過ごしたい場合は、郊外へと足を伸ばしてみるのをお勧めします。ロンドンに立ち寄らず、郊外を旅行するというの楽しみ方もできます。

 あとイギリス全般について。イギリスというと物価が高いといわれます。それは17.5%ものVAT(付加価値税)がかかっているからです。このため、世界でも一番物価が高い国ともいわれています。たしかにロンドン市内では500mlのコーラのペットボトルが日本円で約280円、缶ビールが約400円もします。ただ市内を離れ郊外に行くとスーパーやディスカウントショップなどで日本の値引きなしと同等の値段で購入することができます。でも、日本に比べ高いことは間違いのないことですから、金銭的に余裕が無い場合はイギリスはちょっとキツイかなと思います。

 最後に。今回、初めての海外旅行でひとり旅であったわけですがイギリスは旅をしやすい国だと思います。言語は英語ですのである程度は通じますし、治安に関してもヨーロッパでは比較的良いといわれています。国外という意識をちゃんともって旅行すればトラブルに巻き込まれることはあまりないと思います。

ふらりと西へひとり旅 5日目リーズ城

 本日でイギリスの滞在は5日目。長いような短いようなイギリス旅行も今日で最終日となります。帰国の便は夜なのでとりあえずは1日フルに使えますが、搭乗手続きとかの関係上、夕方にはヒースロー空港へ行かないとならないので近場のスポットに済ませることにします。

 まあ、最終日はのんびりとロンドン市内で買物とかと思いましたが、もう1日郊外に行きたいということで1時間ほどで行けるリーズ城へと行くことにします。ちなみにリーズ城というのは、ロンドンの南東に位置する、イギリスで一番美しいといわれているお城です。

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▲駅というよりもまるでホテルのような感じの立派な建物のロンドン・ビクトリア駅。

■chapter 22
今日ものんびりと列車の旅

 昨日に引き続き列車の旅ということで、ロンドンのビクトリア駅へと地下鉄で向かいます。その前に本日で宿泊ホテルはチェックアウトのでフロントに夕方まで荷物を預かってもらいます。さてビクトリア駅からリーズ城の最寄り駅であるバーステット駅まで列車で向かうのですが、本日は昨日のような往復切符を買わず、オールインワンチケットなるものを買うことにします。これはロンドンのビクトリア駅からバーステット駅までの鉄道、バーステット駅からリーズ城までのバス、リーズ城の入場料がすべて込み込みになっているというものでそれぞれ単体で買うよりお安くなっています。お値段は£25.50(約5,610円)と、それぞれを単体で買うより若干お安くなっています。まあ、割引もうれしいですが買う手間が1度だけというのはいいですね。

 チケットを購入後、バーステット駅行きの列車を電光掲示板で探します。しかし、それらしき列車が見当たりません。しかたないので近くにいた駅員に聞くと、あの列車に乗ればいいと教えてくれます。あのってどれなんだろう。みな同じような列車だし。とりあえずは自動改札を抜け目の前に停車している列車に近づきます。するとさっきの係員がうしろから大声でそれは違うと声をかけてくれます。イギリスの鉄道関係の駅員ってすごく親切って気がします。地下鉄で路線がわからないときも、嫌な顔ひとつでず懇切丁寧に教えてくれましたしね。

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▲窓口前に並ぶ人々。地下鉄駅のように窓口が少なくないためすぐに順番はまわってきました。

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▲ビクトリア駅の列車の出発時刻掲示板。起点となる駅だけに多くの列車が掲示されています。

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▲今回乗車した列車。外観もそうですが内観も昨日の列車よりも新しいタイプのものでした。

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▲列車内は、その色の配色といい、デザインといいすごくシンプルな感じがしました。

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▲本日もほぼ定刻どおりバーステット駅へ到着。イギリス郊外の小さな駅です。

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▲あまり多くの人は乗車できないリーズ城行きの専用バス(コーチ)。

■chapter 23
リーズ城

 ロンドンから列車に揺れて小一時間、バーステット駅に到着。昨日のバースのときのように乗継でなかったため、比較的スムーズに到着することができました。駅を出ると数人の人が駅前に停車しているバスに歩いていきます。バスはコーチと呼ばれるマイクロバスのような小さな車です。バスで田舎道を数分後、リーズ城の駐車場へと到着。ここのチケット売り場で今まで持っていたオールインワンチケットを城の入場チケットと交換してもらいます。ここでチケットがない場合は新規に購入することになります。

 この駐車場からリーズ城のある場所まで歩いて数十分。よく手入れされた公園の中を歩いていきます。途中、木々を眺めたり、羽を休めている水鳥を見たりとちょっとした自然を堪能できます。しばらく先へ進むと目的地のリーズ城が見えてきます。西洋の城っていうと、ゴシック造りのトゲトゲ(?)した城を思い浮かべますが、このリーズ城は石を積み重ねただけの素朴なお城という感じがしました。

 城の内部は当時、当時の歴史物品の展示やそのときの部屋の模様などが保存されています。この日も小雨がたまに降るという天気だったので見学しなかったのですが城の近くには庭園があり、垣根で作ったかなり大掛かりな迷路もあるそうです。

 そろそろ時間も押してきたので駐車場まで戻ることにします。駐車場のバス停の前には10人ほどの人が帰りのバスを待っています。が、時間になってきたのがバスならぬワゴン車…。当然ながら全員は乗れません。並んでいた順番からそれに乗れますが、お年寄りと順番を変わってあげます。運転手は10分まっててくれ、すぐに戻ってくるといって走り去りました。置き去りになった数名、しかも帰りの列車に間に合うのか。そして再びそのワゴン車が戻ってきます。ワゴン車は我々を乗せて猛スピードで走行、バーステットの手前の駅に到着するやいなや運転手、車を降りて駅のホームへと走っていきます。そのあとについていくと、なんと、列車は我々を待っていたのか駅で停車していたではないですか。これって日本ではありえないことです。さすがお国柄というべきでしょうか。

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▲リーズ城の入口にある看板。後ろに見えている建物が入場チケットなどを売る事務所。

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▲広大な敷地を進んで城へと進んで行きます。道路わきの芝生の上には多くの鳥が翼を休めています。

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▲少し遠いスポットから見たリーズ城全体。かわいらしいお城っていう感じでしょうか。

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▲城内はいくつもの部屋があり、このように当時の家具などが飾られています。

■chapter 24
ヒースローから帰国の途へ

 一度、パディントンまで戻りホテルで荷物を受け取りヒースロー空港へと向かうことにします。パディントン駅からは成田エクスプレスのようなダイレクトにヒースローへの直通列車が運転されているのですが、運賃が高いため今までのように地下鉄を乗り継いで空港へと向かうとします。

 空港へ到着したのが午後6時すぎ、飛行機の出発時間は9時半。まだ3時間以上もありますが余裕をみて搭乗と出国手続きをします。出国手続きはホントに簡単、機内持ち込み荷物をチェックしパスポートを提示しただけですんなりと通れました。あいかわらず、金属探知機に反応してチャイムがなるのですがこれはお約束ということで。ぼけ~と免税店のある出発カウンターで時間を潰し搭乗開始時間が来たので飛行機へと向かいます。こちらに来たときも思ったのですがヒースロー空港って広いです。免税店のあるホールから各出発ゲートまでふつうに歩いて10分以上もかかるのですから。

 帰りの飛行機は行きと違ってかなり空席が目立ちます。実際、わたしは窓側の3列シートに座ったのですが横も、その横もひとはいません。おかげで帰りはその空いたシートを占領して、横になって寝てきました。ファースト、ビジネスクラスには及ばないものの、横になって寝れるというのはいいものですねえ。

 ヒースローを飛び立ち帰国の途へとつきます。窓の外に見えるイギリスの夜景を見ながらしみじみ。あっという間だったなあと。そうそう、この日の機内食に選んだのは行きと同じくビビンバ。同じメニューなので写真は省略。やっぱり日本人、お米はうれしいです。

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▲出国カウンターを出たところにあるロビー。免税店のほかに喫茶施設や通常の売店などがあります。

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▲出発ゲートまで行くヒースローの長い通路。もし動く廊下がなかったら移動に一苦労。

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▲機内からみた空港の夜景。この夜景が今回のイギリスの旅の最後の景色になります。

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▲空席が目立つ機内。ひとりで3つのシートを贅沢に使い、のんびりと眠ることができました。

ふらりと西へひとり旅 4日目バース

 昨日までの2日間、ロンドン市内の有名な観光スポットを巡ってきましたが、足早に回ってきたのでまだ訪れていない場所も多々あります。しかしながら、せっかくイギリスに来たからにはロンドンだけで終わらせるのはもったいないと思い滞在期限のあと2日間、ロンドン郊外へと向かうことにします。

 あまり遠い場所だと宿泊先のロンドンへ帰って来れなくなるので日帰りできる場所を選びます。最初はストーンサークル(ヘンジ)に行こうと思ったのですが、岩が立ち並んでいるだけでおもしろくないという話を聞きましたので、同じ世界遺産のバースへ行くことにします。ここはロンドンから約150kmほど西に位置する街でローマ時代の浴場があります。ちなみに英語のBathはここの語源だと言われてます。

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▲パディントン駅正面。ロンドンから西方面に行く列車のほとんどがこの駅から出ています。

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▲構内のチケット売り場前。本日は人がまばらで地下鉄の時のように込んではいません。

■chapter 19
世界の車窓から イギリス編

 オプショナルツアーなどの直行バスを使い、手間をかけずに現地まで行くことができますが、やはり旅の醍醐味のひとつが列車の旅。しかも異国の列車。こんな経験はそうそうできるものではありません。いつもは地下鉄のパディントン駅を利用して観光にでかけていましたが本日は地上部にある鉄道の駅から西へと向かいます。

 まずは、チケットの購入から。地下鉄の場合はゾーン制というエリアの概念でチケットを購入できるのですが鉄道の場合は、目的地の駅までの切符を買わないといけません。しかもそこへ行く路線や切符の種類(片道か往復、回数券など)など様々です。ここは自動販売機で買うよりも窓口で買うほうが逆に安心なので窓口の列に並びます。“round trip ticket to the bath-spa”と、バース駅までの往復チケットを買います。あとは目的のバース駅に行く電車を電光掲示板で探します。海外の列車に乗るのは初めてで難しそうな感じがしていましたが、意外と簡単です。まあ、鉄道の旅は国内でさんざんやっているからというのもあるのでしょうが。

 バース駅まで行く列車は運悪くこの時間にはなく、途中のスウィンドンで乗り換えることになります。自動改札を通りホームへ向かい列車に乗り込みます。初めて乗ったイギリスの列車の感想は小奇麗です。あと作りが良いのか日本の列車のような安っぽさを感じません。普段乗りなれていない列車だからそう感じられるのかもしれませんけど。そして列車はゆっくりと発車、おお動いていますよ(当たり前)。しばらく走ると車窓からは田園風景が見られます。どこまでも続く畑。さすがはヨーロッパの風景、日本と違います。気分は富士通提供の世界の車窓から。“今日はイギリスの西に向かう~”と、勝手にナレーションを入れてみます。

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▲時刻は電光掲示板で見ることができます。この掲示板、どちらかというと飛行機の掲示板っぽいです。

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▲自動改札口。日本の改札のように横だけの扉ではなく、縦にも長さがあります。

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▲左側の列車が今回、乗っていく列車。右側の列車はヒースロー空港への直通列車。

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▲車内はこんな感じ。ちなみに窓ガラスは開閉させることができません。

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▲ロンドンを発車して30分ほどでこんな田園風景が広がってきます。なんか見ていて和みます。

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▲田園といえばもちろん牧場もあります。牛や馬などが放牧されています。

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▲バース駅に到着した列車。観光地なので多くの人が降ります。

■chapter 20
バース寺院

 途中、スウィンドンという駅で列車を乗り継ぎ、ロンドンから約1時間半ほどで目的地のバースに到着。何かイギリスの鉄道は頻繁にトラブルが発生するという話も聞いていたのですがほぼ定刻通りの到着です。ロンドンも曇りでしたが、こちらも曇り。まあ雨が降らないだけましなのかと。

 さて、駅から出て目的地のローマ浴場博物館に行く途中、寺院らしき建物を発見。どうやらここもこのバースの観光スポットのようで入場可能らしいので中に入ってみることにします。料金は£1.20(約264円)、入場料というよりも寄付金に近い形でしょうか。建物内は高い天井に見事なステンドグラスが設置されていて、ヨーロッパの歴史ある寺院だなというのを実感させられます。

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▲バース駅の周辺。ロンドンとはがらりと雰囲気がかわり、郊外の街という雰囲気がします。

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▲バース寺院のを正面から見たところ。中世の石造りの建築が印象的です。

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▲これが寺院の内部。ロンドンの寺院に比べれば規模は小さいもののまとまっている感じがします。

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▲ステンドグラスの下にはこのような祭壇が設けてあります。

■chapter 21
ローマ浴場博物館

 バース寺院をあとにして次に向かったのがローマ浴場博物館。もっと大き目の遺跡かなと思ったのですが意外と小さかったです。入館料は無料、4£(約880円)のパンフレットを買って中に入ります。狭い通を奥に進むと浴場が見えてきました。そして驚いたのはお湯の色。緑色で入浴剤のような色ですね。もしくは長い間、放置されていて水の色が変化したと思いましたが(プール開きの前の半年くらい放置されたプール状態)、どうやらお湯はちゃんと循環されているみたいです。ちなみに見物のみでこのお湯の中に入ることはできません。

 そんなバースですがこういう遺跡があるから街自体も温泉町のようかなと思いましたが、それらしき入浴施設は1ヶ所のみということです。日本だと、こういう温泉の場所はあちらこちらに旅館があっておんせん饅頭とか売っているのが定番なんですけどね。

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▲ローマ浴場博物館の入口。意外と小さい入口で最初はわかりませんでした。

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▲上から見たローマ浴場遺跡。葉緑素入り? お湯の色が見事に緑色です。

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▲水際に近づいたところ。実際にお湯に触っていませんが湯気が立っているので温かいのでしょう。

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▲館内にはサウナの跡や、ローマ時代の遺跡などが展示されています。

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▲小さな建物のチッペナム駅。改札がない駅でした。

■chapter 22
カッスル・クーム

 帰りはそのままロンドンへ帰るのではなく、チッペナムというバースの手前の停車駅で途中下車します。ここで降りた目的はチッペナムから車で10分ほど北に位置するカッスル・クームという村へ向かうためです。さてチッペナムに降り立ってみたものの、どうやってカッスル・クームへ行こうか悩みます。路線バスがあるらしいのですがバス停の行き先にはそれらしき場所が書かれていません。困った、どうしようと駅前をうろうろしていると、窓越しにタクシーの運転手と目が合います。はっ、これは乗れっていうことでしょうか。これ以上、ここで途方にくれていても仕方ないので、運転手に行き先を告げます。

 イギリスに来て初めてのタクシー乗車となります。途中、タクシーの運転手からいろいろと話をされて困りました。“You Japanese?”、“Yes”、“ほにゃららら~★▽♯♪”、“?” う、もう会話がわかりません。“I’m sorry English cannot speak. ”といって降参しました。そしたら運転手は“Oh! more more engrish”と笑っていってます。moreといわれても…。そんな道中もつかの間、約10分ほどで目的地のカッスル・クームへと到着。チップ込みで切れの良い数字ということで£13(約2,860)を運転手に手渡しタクシーから降ります。う、タクシー代高い。降りるときに代金と一緒に持っていたガムを渡すと、一枚の名刺をくれます。どうやら帰りも電話で呼んでくれということです。帰りはどうなるかわかりませんが、とりあえずは街を見渡します。

 ここはイギリスで一番美しい村ということで17世紀のあめ色の建物が立ち並んでいます。村の中心部を流れるキレイな小川、花壇にはかわいらしい花々、周りには大自然、ホント絵本に出てくるような景色を見ることができます。う~ん、メルヘンチックですね。しばらくこの小さな村を探索、帰りはチッペナム行きのバスを見つけることができタクシーを使わずに帰ってくることができました。

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▲カッスル・クームの村にはこのような緑のトンネルをくぐって行きます。

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▲村の案内板。いたるところにチューリップなどの色とりどりの花が咲いています。

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▲村を流れるバイブルック川から見たカッスル・クームの村。川には鴨が泳いでいました。

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▲建物はこのようにあめ色の石造り。ここだけ別の時間の流れさえ感じられます。

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▲駅のコンコースで発見した回転寿司屋。見た目はおいしそうだったのですが、実際はどうなんでしょう。

■chapter 23
今夜のディナーは…

 本日の日程も無事、すべて終了。直通列車の乗り換えなしでパディントン駅に帰ってまいりました。さてそろそろ時間も夕食タイム。一昨日はマクドナルド、昨日は恐怖のパスタ、本日は何を食べようかと思いパディントン駅をうろつきます。すると、コンコースの一角に“Susi”の文字を発見! カウンター形式で寿司皿がくるくると回ってますよ。イギリスにも回転寿司があるんですね。ここで手っ取り早く回転寿司でもよかったのですが、イギリスに来てまで回転寿司はどうかと思い辞めます。ちなみに回転寿司のお値段、一番安い皿で£1.50(約330円)、高い皿で£5(約1,100円)。う~ん、高いですねえ。高い皿を5枚食べただけでも5,000円オーバーですか。

 駅を出て駅前をふらつくと、行列のできているお店を発見しました。看板には“FISH&CHIPS”と書かれています。そうだ、イギリスの名物のひとつはフィッシュ&チップス、せっかく現地にいるのだから食べてみないとと思い、店の中に入ります。カウンター越しのメニューを見ますが、魚の種類とかが書かれていてどんなものかわかりません。無難にセットなるもの持ち帰りで頼み、£4.30(約964円)を支払い品物をもらいます。何かずっしりと重いですがコレ。途中、ハイネケンを買ってホテルに到着。さあて食べますかと紙包を広げると…。魚のフライがデカイ! 20cm以上あります。おまけにポテトの量が多い。これマクドナルドのポテトのMサイズ2個分くらい? フィッシュ&チップスを食べるとおなかがいっぱいになるといいますが、こんなには食べれません。とにかく、つついていきます。お味のほうはあっさりした白身の魚のフライ、ポテトはポテトですね。付け合せの緑豆をすりつぶしたペースト状のものはおいしくありません。しかし、食べても食べても減ってきません。というか途中で食べ飽きます。なんだかんだで昨日に引き続き半分でダウン。ビネガーと塩で味付けしてあるのですが、ケチャップのほうがあうのかも。もしくは白身魚の衣を剥いで醤油で食べたほうがおいしいのかなあとも思いました。

 イギリスに来てからある意味、夕飯は日本では体験できないものを食べているのですが。さて、明日はいよいよ最終日、どんな一日になるのでしょう。

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▲イギリスの名料理のひとつ(?)、フィッシュ&チップス。イギリス版ファーストフードです。

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▲特大の白身魚のフライと大量のポテト。カップには緑豆のペースト状のものが入っています。

ふらりと西へひとり旅 3日目ロンドン

 イギリスに来てから3日目。昨日の晴天がうそのように本日のお天気は雨。とはいうものの、まったく行動できないくらいの雨ではなく日本でいう小雨です。イギリスは日本と違いこういった雨が多いそうです。

 そうそう、当初の不安要素のひとつであった英語でのコミュニケーションですが、どうやらなんとかなっているようです。ホント、基本英文法と単語で相手にこちらが言いたいことが伝わります。あと、さすがはクイーンズイングリッシュ、言葉がキレイでアメリカ英語のような訛りがないため、相手の言葉もはっきりと聞き取ることができます。一応、旅行用の英会話本を持参したのですがほとんどページをめくることはありませんでした。

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▲昨日とはうってかわっての豪勢な朝食となりました。やっぱりちゃんと料理した温かい朝食はいいものですね、ホントに。

■chapter 13
英国風朝食

 朝といえば朝ご飯。先日の朝ご飯はアメリカンブレックファーストで、トーストとチーズ、ハムという簡単なものだったのですが、本日は£2(約440円)の追加料金でちゃんと料理されたイングリッシュブレックファーストを頼んでみます。昨日のウェイターのお姉ちゃんに今日はイングリッシュブレックファーストの旨を伝え、待つこと10分ほど(アメリカンブレックファーストの場合は皿に盛るだけなのですぐ出てきますが)料理が出てきました。

 その内容は目玉焼きとソーセージ、厚いベーコンを焼いたもの、きのこの付け合せと豆を煮たもの。あとコーヒーにオレンジジュース、トーストが付きます。昨日食べた朝ご飯とはうって変わって更に贅沢になっています。さっそく頂きます。目玉焼きは半熟でちょうど食べやすさ(わたしは半熟よりカリカリのほうが好きですが、半熟でも食べられないことはないです)で、ベーコンは厚く食べ応えがあり、ソーセージは香草を使っているのか香りもよく実においしい。豆の煮物はちょっと好みではなかったのですが、全体を通してこれは大満足です。これが£2の追加料金の差なんだと思わず納得しました。

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▲小雨が降り注ぐ地下鉄駅周辺。傘をさして歩いている人は数人しかいません。

■chapter 14
地下鉄トラブル

 雨もあいかわらずの小ぶりですが傘をささないほど激しく降っていないので、傘も持たずにそのまま街へと繰り出します。実際、街の人々は大半は傘をささずに歩いています(イギリスの人はこういう小ぶりの場合は傘をささないそうです)。

 さて、本日も地下鉄の移動なのでパディントン駅に向かい、トラベラーズチケットを買うため地下鉄の自動販売機の前に並びます。昨日もそうですがこのトラベラーズチケットを求め、窓口、自動販売機ともに朝の9時半から長蛇の列ができています。ちなみに自動販売機でチケットの購入はすごく簡単です。自動販売機は液晶画面のタッチパネル式になっていて、最初の画面で言語を選択します(選択しなくても英語のまま買えますけど)。さすが日本人の観光客が多いせいかちゃんと日本語にも対応になっています。そのあと画面の指示に従い欲しいチケットを選び、あとはキャッシュカードまたはお金を入れるだけですが…、わたしの順番の前のふたりがなにやらあたふたしている様子です。操作をして、キャンセル、また操作してキャンセルを数回繰り返しています。う~ん、英語読めないのかな? それとも母国語がないのかな? そして! 画面が消え“close”の文字が浮かび上がります(笑)。ついに機械がオーバーフローしたのでしょう。順番は次だっていうのに。

 まあ発券中止になったものはしかたありません、今度は再び長蛇の窓口への列へ並びます。すると今度は駅の係員が出てきて改札に向かって人を誘導し始めました。どうやらマシントラブルのようです。係員に聞いたところ、とりあえずは地下鉄にそのまま乗って降りた駅でチケットを買って欲しいということでした。日本の鉄道ならいざしらす、切符を持たないで次の駅に行って、その場でこの事態を説明できるのか…。不正乗車という不安を残し目的の駅を目指します。そして到着した駅で“Paddington station,trouble of vending machine”というとまったく疑わずに改札を通してくれました。ロンドンの地下鉄はトラブルが多いと聞いていましたが、まさか自分が体験するとは思ってもいませんでした。

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▲チケットの自動販売機。目の前のふたつは単一エリアのみの販売機で人気がありません。写真右奥に写っているのがトラベラーズチケット&キャッシュカード対応の販売機です。

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▲こんな感じに係員のいる窓口の前は長蛇の列ができています。長蛇の列は国内でさんざん慣れているのでさほど気にはなりません。

■chapter 15
大英博物館

 世界一の規模を誇るロンドンの有名スポット中のスポットがここ大英博物館。本当は1日かけてゆっくり見たかったのですが時間的な都合で足早に回ることにします。世界一というくらいあって、とにかく中の展示物の量はすごいです(内部の地図を持たずに回っていたせいもありますが)。あとそれだけ展示室の数も多くあり、実際に館内で迷子状態に陥りました。結局、時間も押してきているのですべてを見回れずに終了。またロンドンに来る機会があったらここにはもう一度来てみたいと思います。ちなみに入館料は無料、ガイドブックは日本語版もあり£6.29(約1,383円)となっています。

 次の場所に行く前にお昼をということで大英博物館前のスターバックスに入ったのですが、ここが失敗。エスプレッソとケーキを注文したのですが(本日もお昼はお菓子ですけど)、これがまずい。そもそも日本のスターバックスもいまいちなのにまさかロンドンまでもとは思いもしませんでした。

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▲大英博物館の正面玄関。本格的な雨降りになってきました。でも、みんな傘をさしていないんです(笑)。

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▲ここはローマ時代の展示部屋。各時代や地域別に文化遺産が展示されています。

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▲キレイな絵皿に目が釘付け。食器コレクターとしては一枚でもいいので欲しいです。

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▲あえて説明は不要かと思いますが、イースター島のモアイ像です。現地に行かなくともこうして見れます。

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▲トラファルガー広場から見たナショナル・ギャラリー正面玄関。まだまだ雨は降り続いています。

■chapter 16
ナショナル・ギャラリー

 海外の美術館で行ってみたい場所が3つあります。ひとつはパリのルーブル美術館、もうひとつは、イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢を所蔵しているチューリッヒのビュールレ・コレクション、そしてここロンドンのナショナル・ギャラリー。ついに念願のひとつが叶います。総数2万点、世界最大級の美術館のひとつで絵画が所狭しと展示されております。そして展示されている絵画もルノアールやゴッホ、モネといった有名どころの作品ばかり。館内を歩いていて鳥肌が立ってきます。あの、ゴッホのひまわりの実物画を見たときはこれのためだけにイギリスに来てよかったとさえ思いました。

 当たり前ですが館内の撮影は禁止。多くの美術館ではフラッシュ撮影による絵画の痛みなどを防止するためです。時間に余裕があったら毎日でも来たい場所です。それだけわたし的には魅力的な場所でした。なお、ここも入館料無料、ガイドブックは少々お高く、£9.95(約2189円)となっています。

■chapter 17
バッキンガム宮殿

 昨日、行きそびれたバッキンガム宮殿です。地下鉄のグリーンパーク駅からグリーン・パークを横切り宮殿へと向かいます。一面の芝生で覆われたこの公園、あいにくのお天気で晴れていればさぞかしキレイなんだろうと残念に思います。

 公園を抜けるとクイーン・メモリアル・ヴィクトリアの像が見えてきます。その真正面が目的地のバッキンガム宮殿。バッキンガム宮殿といえば、おなじみなのが衛兵交代式ですが本日は雨降りのためかお休み。まさか最後にこの天気の悪さが裏目にでるとは思ってもいませんでした。そういえば、宮殿内に入れるそうなんですが、滞在中そのことはまったく知りませんでした(ちゃんとガイドブックを読みましょう)。

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▲グリーン・パーク。緑の芝生の上に黄色い花が咲いています。公園ひとつとっても日本の公園との違いを感じます。

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▲ここはバッキンガム宮殿の前にある、クイーン・メモリアル・ヴィクトリア。

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▲雨降りのためか、それとも夕方だったのか、観光客の姿は少ないです。

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▲普段なら衛兵交代式でたくさんの衛兵を見れるはずですが、本日はひとりのみ。

■chapter 18
マカロニの誘惑

 時刻も夕方の6時を過ぎたので本日の行動は終了ということで、夕飯でも食べようかと街をうろつきます。場所はバッキンガム宮殿からほど近い、ロンドンの中心部であるピカデリーサーカス。東京でいうところの渋谷、新宿といったところでしょうか。そういえば、ここで1件の土産物屋に入ったのですが今までほとんど見なかった日本人がいました。3人組の女の子なんですが、店内にもかかわらず“ねえ、これどう?”とか“○○、こっちきてよー”、“これこれ”とか大声で叫んでいました。あのお、ここは日本じゃないんですが。恥の輸出だけは正直、勘弁してほしいと思いました。

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▲ピカデリーサーカスのエロス像前。待ち合わせスポットとして使われるそうです。

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▲横浜の中華街ならぬ、ロンドンの中華街。道路の両脇には多くの中華店が並んでいます。

 昨日の夕飯はマクドナルドになってしまったので今日は少しでもまともなものを食べたいと思っています。しかしながら物価高のイギリス、下手なレストランに入るものならば£20(約4,400円)ぐらいは平気で飛んでいきます。う~ん中華でも食べようかなとも思いましたがひとりで気軽に入れそうな店もないので諦めます。すると目の前にイタリアンレストランを発見、値段も手頃そうなのでここに決定。

 席に着くとメニューを渡されます。それを見てみると、うわ~ん、やっぱり英語なのね(当たり前)。ここは無難にパスタでしょうか。メニューの中からチキンとベーコンのパスタというものを注文します。このときにドリンクの注文を聞かれたので“クアーズ”といったら“No”といわれてしまいました。あれ? 売り切れなのかなと思い、今度は“コロナ”というと、またまた“No”といわれました。はっ、もしかして20未満に酒を売らないアレですか? イギリスはその辺厳しいですからね。たしかに東洋人は幼く見られるし、実際に日本でも20歳半にしか見られないわけですが、30歳超えてますよ…。パスポートを見せて力説しようかとも思いましたがたかがビールのためにそこまでするのも馬鹿馬鹿しいので注文はコーラ。

 そして数分後、出てきたのは大皿にマカロニが大量…。2人前ぐらいはあるんじゃないでしょうか。はっ、そうだ海外ではマカロニがパスタだった。とにかく注文してしまったものは食べないといけません。む? この味付けはなかなかいけますよ。ちょうど良い味加減、チキンもやわらかく、ベーコンと小さく切ったトマトのバランスが絶妙。これは美味しいかも。しかし、マカロニはマカロニ。味は良くても食べていくうちにだんだんと飽きてきます。うがー、いくら食べてもマカロニ~。1人前くらい食べたところでリタイア。これがマカロニでなく、麺だったらすごく美味しいはずなのに非常に残念です。このマカロニのお値段はコーラと合わせて£8.70(約1,914円)。半分の量でいいから半額にしてほしいものです。みなさん、もし海外でパスタを注文するときは気をつけてくださいね(笑)。

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▲ビールの代わりに注文したコーラ。日本ではすっかり珍しくなったガラス瓶のボトルで出てきました。

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▲そしてコレが問題のマカロニ大盛り。見た目も悪くないし実際に美味しいんですが…。

ふらりと西へひとり旅 2日目ロンドン

 本日はロンドンの2日目。まあ先日は丸々1日が移動日だったので実質的に1日目となります。さて当初、イギリスに来たときはホントどうなることやらと思いました。一応は6年間、英語の授業を受けているのですが、それほど成績が良かったわけでもなく文系だから無難にこなしたという程度の学力だったので、海外でしかも英語の母国で言葉が通じるのか! これが一番の不安でした。しかも海外は初めてですから…。でもまあ、来ちゃったものはしかたないです。もう割り切りって感じですよ。

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▲トーストとハムとチーズ。奥にはバターやジャムが置いてあり、好きなだけ付けて食べられます。

■chapter 6
ブレックファースト

 一日の始まりです。まずは朝食を取るためホテルのレストランへと足を運びます。いよいよ今日から不安なコミュニケーションの開始です。う~ん困っ た。そのままレストランに入っていって何も話さずに椅子に座るというのは、変な外人になってしまうのでとりあえずは“good morning”から。そしてその反応は…。おお、ちゃんとウェートレスのお姉ちゃんから挨拶が返ってきました(あたりまえですが)。そして“one person?”の問いに対して“yes”と答えます。おお、ちゃんと通じますよ。

 さて、席についてしばらくすると朝食が運ばれてきます。ここは高級なホテルではないため、朝食はトーストとコーヒー、オレンジジュース、ハムとチーズというアメリカンスタイル(アメリカンブレックファースト)の組み合わせです。いつも朝ご飯はトーストとコーヒーのみなので、ハムとチーズとオレンジジュースの分だけ贅沢です(なんか貧乏くさい)。お味のほうは? う~ん、ふつうの味です。

 朝食が終了しいよいよ街へ繰り出します。オプショナルツアーなるものは組んでいないのですべて行動は自分自身で行う必要があります(ロンドン現地でも日本語オプショナルツアーがあるのですが、時間と行動を規制されるのが嫌なので申し込みしません)。ホテルを出て近くの地下鉄の駅に行きます。ロンドン市内は東京と同じく縦横に地下鉄が張り巡らされているので交通の便は非常に良いです。しかも、インフォメーションがしっかりしていてそうそう行き場所を間違うことはありません。あと、電車内の手すりや柱などはその路線の色で統一されているので路線の区別も付きやすいです(一部紛らわしいものがありますが)。

 そんな便利な地下鉄ですが難点がひとつ。運賃が高いこと。これは地下鉄の運賃だけではなくイギリスそのものの物価の高さ(世界一物価が高いという話)に原因がありますが、初乗りで3£(4月21日の時点、220円換算で約660円)、東京の地下鉄の約3倍です。そのかわり4.90£で1、2ゾーンの乗り放題のトラベラーズチケット(ピーク時除く)というのが発売されています。ゾーンというのは街の中心部が1、その周辺が2、外にいくにつれて3、4~となっていきます。

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▲宿泊ホテルから近い、地下鉄のパディントン駅。ロンドンの地下鉄の駅はすべてが地下のホームではなく、このように空が見えている駅もあります。

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▲地下鉄の車内。このように手すりと柱にその路線の色がつけられています。車内は東京の地下鉄より小奇麗な感じがします。

■chapter 7
ロンドン博物館

 まず最初に訪れたのが世界最大の市立博物館として有名なロンドン博物館。ロンドンの歴史的な出展物が収められています。ここの入館料は無料で、パンフレットだけを購入し入館。まあ、こんなもんなんだなあと館内を歩き回ります。当日は金曜日の午前中ということで2、3人の人しかいませんでした。さて、これはヒースロー国際空港でも思ったのですが(そのあと訪れた場所すべて)、トイレの小便器が日本のような長細いタイプではなく丸い形状のもの、しかも囲いがついていません。これって用を足しているときにふと隣の人を見ると、隣の人のアレが丸見えなんですよ。まあ意識的に見るものではないのですが、ふと見えてしまったとき自分のアレがスモールサイズだった場合…。まあ、わたしの場合はミディアムサイズなので別にいいんですが(何を書いているんだ)。

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▲ロンドン博物館の入口。博物館というと通常は1階に入口があるのですが、ここはなぜか2階に入口があります。

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▲ローズ・メイヤーズ・コーチというもの。馬車のようなものでしょうか。詳しい説明は英語書きだったのでよくわかりませんが。

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▲各フロアーには、こんな感じにロンドンにまつわる歴史的な展示物が陳列されております。

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▲これが男子用のトイレ。イギリスの人たちってそういうことは気にしないんでしょうね。まあ中国のように大のほうすらも囲いのないトイレよりはましですが。

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▲ルネッサンス様式の大聖堂。歴史の街という感じがします。

■chapter 8
セント・ポール大聖堂

 ここは屋内撮影禁止なので外観のみの撮影となります。中は非常に広く天井が高いです。また聖堂内の吹き抜けの上(ドーム部)に螺旋階段を使い上ることができます。なお、ここの入場は有料で£9.00(約1,980円)となっておりました。+パンフレット代£4の計2860円の出費。う~んそれにして も高いなあ。そうそう、聖堂の下にはレストランがあり軽食を取れます。ここでお昼代わりにホットティのラージサイズにレモンケーキを食べましたが非常にお いしかったです。ロンドンは紅茶、お菓子類はとてもおいしいと思いますよ。

 

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▲入口がわからなかったロンドン塔。あとでよ~く写真をみると入口が写っているではないですか!

■chapter 9
ロンドン塔、タワーブリッジ

 セント・ポール大寺院から南へとぼとぼと歩くと、つぎの目的地のロンドン塔が見えてきます。しかし、入口がどこだかわかりません。しばらく周囲を探したのですが挫折。諦めてタワーブリッジのほうへと歩きます(あとで調べたらテムズ川側にあるみたいです)。

 おつぎは下の写真でもお分かりになると思いますが、ロンドンの名所でもかなり有名なタワーブリッジです。この橋の外観は本やパンフレットなどで一度は見たことがあるかと思います。現地での時間は午後2時過ぎ。ホントに快晴な天気で空が青々としています。気温のほうも暖かいを通り越してむしろ暑いくらいです。ロンドンでこのような天気はめずらしいそうです。

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▲タワーブリッジから見たテムズ川。大都市ということで川の水はキレイではありません。

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▲実際には見ておりませんが、橋の下を船が通過するときは橋が上がるそうです。

■chapter 10
HMF ベルファスト号

 ロンドンブリッジからテムズ川を見下ろしたときに少し離れた場所に大きな船が浮かんでいました。持参していたガイドブックには出ていなかったのですが、目新しいものがあったら見てみるということでその場所に移動してみます。どうやらこの船はベルファスト号といって、イギリス海軍の退役した軍艦のようです。中に入って見学ができるようなので乗船してみます。入場料とパンフレットで£11.50(約2,530円)。うっ高い…。

艦内は砲弾や航海図などが展示してあり、ふ~んなるほどという感じです。とくにこれといったものはなくしばらく甲板などにで撮影をして下船します。この船の他にもテムズ川にはいくつかの船があるそうです。

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▲テムズ川に停泊するベルファスト号。たぶん、観光用なので動かないと思います。

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▲船首からブリッジに向かい撮影。戦艦といえばやっぱり大砲。空を向いています。

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▲交差点からビック・ベンを撮影。メジャースポットのため、人がいっぱいいます。

■chapter 11
国会議事堂、ウェストミンスター寺院

 ロンドンといったらやはりココという場所が国会議事堂。そうですロンドンの象徴的な建物のひとつであるビック・ベンがある場所です。地下鉄に乗り換えウェストミンスター駅で降り外に出るとその大きな建物が目に入ってきます。さすがというか日本の国会議事堂と比べその風格がぜんぜん違いますね。

 その国会議事堂から通りを隔てたすぐ目の前にあるのがウェストミンスター寺院。イギリス王室関連の行事を行う場所ですのでその名前は世界に知られていると思います。まずは、外観を撮影。そして中に入ることにします…、が。あれ? 扉がしまっている。ここも入場できるはずなんですが…。時間外? いやいや、そんなことはないと思う。たしか16時45分まで入れるはず。と、ガイドブックを見たところ土曜日は14時45分で閉館とのこと。ああ、本日は土曜日ということをすっかり忘れていました。

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▲こちらが今回、入場できなかったウェストミンスター寺院の外観。こんなハプニング(?)もあるのでちゃんと下調べしていきましょう。

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▲おまけ。ウェストミンスターのテムズ川対岸にあるロンドンの新名所、BAロンドンアイ。この観覧車に乗るとロンドン市内が一望できるそうです。

■chapter 12
自然史博物館

 ロンドンは博物館がいっぱいあります。たぶん、すべての博物館をゆっくり見てまわれば1週間以上かかるのではないでしょうか。第一日目の最後は先程のウェストミンスターから近い自然史博物館です。ここには恐竜の骨格や化石、標本などの展示がされています。この博物館の隣には科学博物館というのもあります。

 この時点での時間は17時過ぎ。そろそろ閉館時間も近づいてきました。通りの向こう側にあるヴィクトリア&アルバート博物館まで見れませんよ…。その前に本日予定していたバッキンガム宮殿の見学さえも。うむ、ツアーではないために時間は自由なぶん、最後のほうはこうなるお約束の結果となってしまいました。しょうがないので本日はこれでロンドン市内観光は終了、ホテルへと帰ります。

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▲石造りの立派な建物の自然史博物館。ロンドンの博物館の建物ってこういうタイプのものが多いです。

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▲エントランスホール近くの階段を上から見下ろしてみます。館内もこうなっています。

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▲恐竜の骨格や、原寸大の鯨の模型などが部屋いっぱいに展示されています。

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▲こちらは化石の標本。年代などが分かりやすく説明されています(すべて英語ですが)。

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