日付も変わり本日は本当の意味での最終日。丸1日かけて日本へ戻ります。帰りのルートはヒースロー空港からソウルのインチョン空港、そこで乗り換えてセントレアへという、行きと逆の経由です。帰りの到着をセントレアではなく成田到着にして都内をぶらついて帰ろうかとも思いましたが、到着時間はどのみち夜。ぶらついている時間すらなさそうなので素直にセントレア(まあ、セントレアでも成田でも空港から家までの所要時間は同じくらいなのですが)の便にします。
■chapter 26
帰りの機内にて
ヒースロー空港を飛び立って数時間、快適ともいえる空の旅をしています。空いている3つのシートを丸々と使って横に寝ていたので疲れはまったくありません。日本に帰らずこのままどこかへ行けるくらい元気です。窓のシェードを開け機外をのぞくと赤茶けた大地が眼下に見えます。たぶん今、中国かモンゴルあたりの上空を飛んでいるのでしょう。
朝といえば朝ご飯、朝食の時間です。メニューはおかゆかパンかどちらかを選べますが、最近はパンが主体なので迷わずパンのほうを選びます。行きでもコリアンエアーの機内食を食べたわけですが、すごくおいしいわけでもなく、かといってまずくはなく、まあまあといった感じでしょうか。この味ならば合格ラインです。
内容のほうは、パンを焼いたものにスクランブルエッグとチーズをかけたもの、ロールパンにヨーグルト、デザートのフルーツ、飲み物はミネラルウォーターという組み合わせになっています。ロンドンでかなり質素な朝ご飯を食べていたので、それから見ればかなりグレードアップしています。朝食が終わり、なにもすることがなくボケ~としています。乗り慣れた電車などではこういう時間はすごく暇になるのですが、不思議とそういう感じにはなりません。やっぱり普段乗っていない飛行機だからでしょうか。
■chapter 27
ソウルって日本語が…
そんなまったりと時間が過ぎていき飛行機はインチョン空港へと到着します。行きと同様にここでは乗換えのみなので韓国には入国しません。セントレア行きの便の出発まで2時間以上あるので免税店などを見ることにします。とりあえずは喉が渇いたのでジュースでも買おうかと思います。しかし韓国の通貨はウォン、イギリスの通貨のポンドと日本円は持っているのですがウォンは持っていません。たかがジュース1本にクレジットカード使うのもなと思い、だめもとで店員に“Can Japanese yen be used?”と聞きます。すると、“日本円でも大丈夫ですよ”と日本語で返ってきます。噂では聞いていましたが本当に日本語が通じる、日本円が使えるのですね。ハワイやグァムと同様に韓国でも日本の観光客に対して力をいれているのがわかります。
それより何とかして欲しいのが一部の日本人。ロンドンでのことですが道がわからず、日本人らしき人間に尋ねようと思います。しかしながら日本人ではなくアジア系の人という可能性もあるので英語で“Excuse me”というと首を振り英語が話せませんジェスチャー。せめて“Cannot speak”ぐらいは返してほしいです。あと、このインチョンでも、トランクケースを引きずっていたため、道を開けてほしいので“Sorry”と声をかけると、“あ…”とかしか返してきません。英語に関してはまったく話せませんし、自信もありませんが、そんなわたしでも思ったことは、簡単な受け答えすらできないなら海外なんか行くな、です。
さて、夕飯です。なんかうちのBlogってご飯ネタばかりですよね。そんなわけでのセントレアへ行きの便で出た夕飯はこれ。散らし寿司です。行きのインチョンへの便の時は海苔巻きといなり寿司、今回はこれですから。いかにこの路線が日本人利用客が多いっていうことですよね。まだ国内に到着してもいないのに日本食を味わいます。
なんだかんだでセントレアに到着、約6日ぶりに日本へ帰ってきました。入国審査を終えこれで旅が終わったと思いたいのですが、ここからまだ先があります。そうなんです家に帰らなくてはなりません。名古屋まで名鉄電車に乗り、そこから新幹線に乗らないといけません。もう、この時点でかなりめんどくさくなってしまっているので、今日はこのまま終わりということで名古屋でホテルを取ろうかとも思いましたが、金銭的余裕がもうないため気力で帰ることにします。その前にこの時間に空港到着で果たして終電に間に合うのだろうかと思い時刻表を調べると、ほとんど余裕がありません。名古屋駅で新幹線の乗り換え時間は約10分、思いトランクケースを転がしながら走る走る。結局最後はこうなってしまうのね。とくにコレといったトラブルもなく帰ってこれました。
■chapter 29
今回のまとめ
長々と旅行記を書いてきましたが、最後にイギリスについての感想をひとこと、ふたこと書きます。もし初めてイギリスに行く方がいらったら参考にでもしてください。
まずロンドン市内については、東京の山手線内の地区を京都市と足してふたつに割り人口を少なくした感じと思ってくれればいいと思います。歴史的背景のある建物がある反面、首都の大都市であるため交通の便が非常に良いです。とくに地下鉄に関しては東京の地下鉄よりもはるかに使いやすいと思えます。それは英語表記にもかかわらず、インフォメーションがわかりやすく、まぎらわしさがないからです。地下鉄発祥の地、使う人のことを考えて作ってあります。
ロンドン郊外は、少し書いたようにのどかな田園風景がどこまでも続きます。殺伐としている都市よりもゆったりした時間を過ごしたい場合は、郊外へと足を伸ばしてみるのをお勧めします。ロンドンに立ち寄らず、郊外を旅行するというの楽しみ方もできます。
あとイギリス全般について。イギリスというと物価が高いといわれます。それは17.5%ものVAT(付加価値税)がかかっているからです。このため、世界でも一番物価が高い国ともいわれています。たしかにロンドン市内では500mlのコーラのペットボトルが日本円で約280円、缶ビールが約400円もします。ただ市内を離れ郊外に行くとスーパーやディスカウントショップなどで日本の値引きなしと同等の値段で購入することができます。でも、日本に比べ高いことは間違いのないことですから、金銭的に余裕が無い場合はイギリスはちょっとキツイかなと思います。
最後に。今回、初めての海外旅行でひとり旅であったわけですがイギリスは旅をしやすい国だと思います。言語は英語ですのである程度は通じますし、治安に関してもヨーロッパでは比較的良いといわれています。国外という意識をちゃんともって旅行すればトラブルに巻き込まれることはあまりないと思います。

















































































